2023年7月5日 札幌-東京4回戦

スコア

交流戦 札幌-東京4回戦 札幌ドーム(札幌3勝1敗)
東京 200 030 000-5
札幌 000 540 00X-9
(東)●晋京、白石、紫都香-高田、草薙
(札)○釜石、西園寺、シンシア、牧田-当銘、上野

戦評


 札幌先発は釜石、東京先発は晋京。

 今日先手を奪ったのは東京。初回、連打と秋田の送りバントで早速ワンアウト二・三塁と先制のチャンスを作って4番・丸山。シュートを弾き返すと、打球はショートの頭上を越えるレフトへのヒットに。このヒットが走者一掃となり、東京が2点を先制する。

 一方で先制を許した札幌だったが2回以降、得点圏にランナーを送って反撃のチャンスを窺い続けると迎えた4回。二つのフォアボールとヒットでノーアウト満塁と反撃の大チャンスにまず豊川がライトへの犠牲フライを放ち1点を取り返す。さらに続く一・三塁のチャンスに当銘がスクイズを敢行。これが意表を突いた形となったかセーフティースクイズとなって同点に追いつく。その後ツーアウト一・二塁の場面で1番・カミュ。ストレートを捉えると、センター方向への大きな飛球はそのままバックスクリーンに飛び込む3ランホームラン。このイニング5点を奪う猛攻で札幌が一気に試合をひっくり返す。

 しかし東京もリードを許した直後の5回、こちらも二連続フォアボールとヒットでワンアウト満塁のチャンスを迎えると、まず丸山の打席で釜石が暴投、三塁ランナーが還って1点が転がり込む。さらに続く二・三塁で丸山がレフト前にヒットを放つと、この打球で二塁ランナーまで生還、頼れる4番の一打で東京がすぐに試合を振り出しに戻す。

 ところがその裏、札幌もワンアウト満塁と勝ち越しのチャンスを作ると、まず晋京の暴投で三塁ランナーが生還、意外な形で勝ち越しに成功すると、畳みかけるように豊川がセンター前にタイムリーヒットを放ち1点、さらに一・三塁と続くチャンスに今度は相手のタイムリーエラーがあって1点を加えると、最後はリッサネンのタイムリー内野安打で追加点。2イニング連続のビッグイニングで札幌が4点のリードを奪う。

 勝ち越しに成功した札幌は6回、釜石がツーアウト満塁のピンチをどうにか切り抜けてリードを守ると、7回以降は札幌リリーフ陣が東京をノーヒットに抑えて逃げ切り試合終了。中盤の乱打戦を制した札幌が逆転勝利で首位を守った。

責任投手・本塁打

[勝] 釜 石 1勝
[S]
[敗] 晋 京 5敗
[本] カミュ 2号

試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2023年07月05日 23:58