2023年7月30日 東京-大阪5回戦

スコア

シンデレラ・リーグ公式戦 東京-大阪5回戦 明治神宮野球場(東京1勝4敗)
大阪 000 030 000-3
東京 000 100 000-1
(大)○守藤、水野-川谷、千葉
(東)●大野、カハナヌイ、紫都香、海堂、白石-草薙

戦評


 オールスターも終わり、ペナントレースもラストスパートへ。上位進出へなんとしても勝ち星を積みたい東京は、10連勝と勢いに乗る大阪に勝利を奪えるか。東京先発は大野、大阪先発は守藤。

 試合序盤は静かな立ち上がり。東京・大野は2・3回と先頭バッターに出塁を許すも、二塁は踏ませないピッチング。対する大阪・守藤は3回にツーアウト一・二塁とピンチを迎えるが、後続をしっかりと抑えて先制点を許さない。

 しかし投手戦の様相か、と思われた4回に不意に試合の均衡が破れる。東京はワンアウトとなって5番・碓氷。守藤の真ん中に入ったストレートをきっちり捉えると、センター方向への大きな打球はそのままバックスクリーンに一直線のソロホームラン。クリーンアップの一発で東京が先制点を奪うことに成功する。

 だが直後の5回、10連勝中のチームの流れは簡単に変えられないのか、大阪は先頭の稲瀬から三者連続でフォアボールを選んでノーアウト満塁の大チャンスが転がり込むと、続く妙高の打席でストレートを後逸するバッテリーミスが発生、これで三塁ランナーの稲瀬が還り、まさかのノーヒットで同点に追いつく。これが試合の趨勢を変えたか、この後ツーアウトとされながら二・三塁の場面で犬養がスライダーを弾き返し、ピッチャー強襲となるタイムリー内野安打で逆転すると、続く赤弘もレフト前へタイムリーヒットで繋ぎ追加点。リードを2点に広げていく。

 この援護に守藤も奮起したか、ここから8回まで東京打線をヒット1本に抑えてリードをしっかり守ると、最後は水野が貫禄の三者凡退で9回を締めて試合終了。ラッキーなチャンスをモノにした大阪が破竹の11連勝で首位をガッチリキープした。

責任投手・本塁打

[勝] 守 藤 4勝1敗
[S] 水 野 7S
[敗] 大 野 1勝4敗
[本] 碓 氷 2号

試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2023年07月31日 17:03