2023年8月2日 名古屋-福岡6回戦

スコア

シンデレラ・リーグ公式戦 福岡-名古屋6回戦 バンテリンドーム ナゴヤ(名古屋5勝1敗)
福 岡 010 200 000-3
名古屋 200 210 50X-10
(福)●村坂、野留加、辻堂、アニス、大代-大下
(名)○戸次、H小坂、H高倉、真壁、レイカ-武田、坂東

戦評


 名古屋先発は戸次、福岡先発は村坂。

 試合は前節同様、いきなり点の取り合いとなる。まず名古屋は初回、フォアボールを選んだわかちゃんが盗塁と暴投で三塁へ。この後花音のフォアボールもありツーアウト一・三塁とチャンスを広げると、武田がストレートを捉えてセンター方向へ。これが飛距離を伸ばしていくとセンター頭上を越える長打コース。この一打が走者一掃の2点タイムリーとなり、名古屋が幸先良く2点を先制する。
 しかし福岡も2回、先頭のHARUMIのライト前ヒットを起点にツーアウト一・二塁と得点のチャンスを作ると、この場面で林昭旻がストレートをセンター前へ弾き返してこれがタイムリーヒットに。1点を返して反撃に打って出る。

 続いて試合が動いたのは4回。福岡は先頭の緋崎がセンターフェンス直撃のツーベースヒット、天塚がセンター前ヒットで繋いでワンアウト一・三塁と同点のチャンス。ここで続く芹野がストレートをセンター前に打ち返して同点のタイムリーヒットを放つと、さらにこの後満塁として大下。ツーシームを捉えて三遊間に打球が飛ぶと、これは湯根に追いつかれるが深いところに飛んだおかげか内野安打に。これで三塁ランナーが還って逆転に成功する。
 しかし名古屋はその裏、わかちゃんと花音がノーアウト一・三塁とチャンスメイクに成功すると、続く小喬がストレートを捉えた打球はライトへ。これを野村が追いつくもののグラブを弾いて落球すると、これで三塁ランナーが還って同点。さらに続く二・三塁のチャンスに武田がセンターへの犠牲フライを決めて勝ち越し。再びリードを奪う。

 名古屋は5回もわかちゃんのタイムリーヒットで追加点を挙げると、とどめは7回。得意の機動力でワンアウト二・三塁のチャンスを作ると、マリアのショートゴロが相手の野選を誘ってオールセーフとなり1点。最後は満塁として花音が途中登板の辻堂のストレートを逆方向に弾き返し、打球はライトスタンドまで到達するグランドスラムで4点を加えて一気に突き放した名古屋。そのまま福岡の反撃は許さずに逃げ切ってゲームセット。二戦連続の得点の応酬は、終盤の大量得点が効いた名古屋が勝利を飾った。

責任投手・本塁打

[勝] 戸 次 3勝2敗
[S]
[敗] 村 坂 2勝3敗
[本] 花 音 10号

試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2023年08月02日 20:21