スコア
マーメイド・リーグ公式戦 札幌-熊本5回戦 釧路市民球場(熊本2勝3敗)
熊本 103 001 010-6
札幌 002 100 110-5
(熊)川村、○橘川、H藤、H奥田、S不来方-
エヴァ
(札)●シンシア、ヨナス、日向、牧田-上野、当銘
戦評
首位攻防戦で2位へ後退した札幌は、追い上げを見せる3位・熊本との一戦に臨む。札幌先発はシンシア、熊本先発は川村。
試合序盤はビジターの熊本がペースを掴む。初回、ヒットと送りバントでツーアウト二塁のチャンスを作ると、紀野が甘く入ったストレートを弾き返して一・二塁間を破るタイムリーヒットを放ち幸先良く先制。さらに3回にもノーアウト一・二塁と追加点のチャンスに打席には再び紀野。今度はストレートを引っ張ると、打球はレフトスタンドにぐんぐんと伸びていってスタンドイン。3ランホームランでリードを4点に広げていく。
しかし今度は札幌が反撃開始。リードを広げられたその裏、ワンアウト二塁のチャンスに豊川が甘く入ったストレートを弾き返してボールをバックスクリーンまで運ぶ2ランホームランを放ち、反撃の狼煙を上げる。続く4回にはワンアウト一塁でカミュが失投を捉えて打球を左中間へ運ぶと、この長打で一塁ランナーの上野が一気にホームへ生還、この得点で点差を一気に1へ縮めていく。
点の取り合いは後半に入っても継続。熊本は6回、ワンアウト満塁のチャンスから上村のセカンドへのタイムリー内野安打で1点を追加、しかし札幌も負けじと7回、ワンアウト二塁から神崎がライト線を破るタイムリーツーベースヒットを放って再び一点差とする。
しかし大獅の好守もありここを最少失点で切り抜けた熊本は8回、ワンアウト二塁から上村が二打席連続のタイムリーヒットをレフト前に運んで追加点を挙げる。ところが札幌もカミュがヒットで出塁すると二塁へ盗塁、さらに礒江が右中間を破るタイムリーツーベースヒットで続き、再び一点差。さらにこの後打線が繋がり、ツーアウト満塁と一打逆転のチャンスを作り上げる。しかし神崎がシュートを捉えた打球はサードのラインホルトが横っ飛びでキャッチしてサードゴロ。熊本の再びの好守でここも最少得点で攻撃が終わる。
札幌は9回にもワンアウト一・二塁と長打が出ればサヨナラのチャンスと意地を見せる。しかし最後は不来方が後続を二者連続三振に仕留めて辛くも逃げ切りに成功。打撃戦となったこの試合は要所での好守が光った熊本が勝利を収めた。
責任投手・本塁打
[勝] |
橘 川 |
1勝6敗 |
[S] |
不来方 |
11S |
[敗] |
シンシア |
3勝3敗 |
[本] |
紀 野 |
4号 |
|
豊 川 |
4号 |
試合詳細
打撃成績
守備成績
投手成績
最終更新:2023年08月14日 17:12