2023年8月16日 札幌-熊本6回戦

スコア

マーメイド・リーグ公式戦 札幌-熊本6回戦 札幌ドーム(熊本2勝4敗)
熊本 000 001 020-3
札幌 200 002 00X-4
(熊)●聖、藤、奥田、末永-エヴァ、マルティネス
(札)○唐澤、H水崎、S斉藤-上野

戦評


 札幌先発は唐澤、熊本先発は聖。

 勝った方がPO圏内の2位になる大事な一戦、先手を奪ったのはホームの札幌。初回、常磐と礒江が出塁すると各々が盗塁を決めてノーアウト二・三塁と先制のチャンスを作る。すると続く紫藍緋のライトフライで三塁ランナーの常磐が還って先制、二塁ランナーの礒江も三塁へ進む。さらに豊川の打席で聖のストレートが暴投となる間に礒江も生還、この回2点を挙げる。

 早速の援護に札幌・唐澤も好投、度々得点圏へランナーを進められるが二塁から先には進ませない粘りの投球で5回までゼロ行進。しかし6回、ここまで苦戦を強いられた熊本もワンアウトから右川がサークルチェンジを捉えてバックスクリーンへ叩き込むソロホームランを放ち、反撃の狼煙を上げて見せる。

 一点差に迫られた札幌だったがその裏、先制の立役者が再び奮起する。常磐がフォアボールを選ぶと今日二度目の盗塁を決めてチャンスメイク。続く礒江がストレートを捉えると、センター方向へアーチを描いた打球はそのままフェンスを越える2ランホームラン。1・2番コンビの活躍でリードを3点に広げて試合を優位にしていく。

 しかし熊本も流石に意地を見せる。8回、先頭のラインホルトがレフト前ヒットで出塁すると、続く左田が二番手・水崎のストレートを強振。芯で捉えたボールはバックスクリーン一直線の2ランホームラン。こちらはクリーンアップの再びのホームランで点差は1に縮まっていく。さらに熊本は紀野のフォアボールを起点にツーアウトながら三塁と同点のチャンスを作る。しかし水崎が踏ん張って後続を打ち取って同点を阻止すると、9回を斉藤が自らの好守もあって三人で抑えて試合終了。札幌が辛くも熊本を振り切り、2位の座を死守した。

責任投手・本塁打

[勝] 唐 澤 4勝2敗
[S] 斉 藤 1敗10S
[敗]  聖  5勝2敗
[本] 右 川 12号
礒 江 1号
左 田 7号

試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2023年08月17日 18:27