スコア
マーメイド・リーグ公式戦 熊本-横浜8回戦 リブワーク藤崎台球場(熊本4勝4敗)
横浜 240 000 001-7
熊本 110 020 020-6
(横)竹達、H饗庭A彩、○御剣、S矢作-坂井、成岡
(熊)長崎、●橘川-マルティネス、
エヴァ
戦評
猛チャージを掛ける3位・熊本と逃げ切りたい首位・横浜の今季最終戦。
熊本は長崎、横浜は竹達を先発マウンドへ送り出した。
この日は序盤から点の取り合い。
初回は横浜が宮島、卜部による2本のタイムリーツーベースで2点を先制するが、熊本も並中のソロホームランで1点を返す。
すると2回の横浜は二死から打線が繋がり立花のツーランホームラン、相山、山口のタイムリーで一気に4得点。
その裏熊本は今度は上村に一発が飛び出し再び1点を返すも、2-6と横浜優位の展開に。
3回、4回は両先発が持ち直し無得点でイニングが進んでいく。
しかし引き下がるわけにはいかない熊本は、5回裏に先頭の円谷からチャンスを作り4番・右川が追撃のツーランホームラン。
その差2点に迫ると、6回からは橘川をリリーフに投入し横浜打線を抑え込みにかかる。
対する横浜も7回から継投策に入り、まずは饗庭A彩がピンチを背負いながらも1回無失点。
8回裏は御剣がマウンドに上がったが、ここで熊本打線が仕掛けた。
一死から5番・紀野が一二塁間深いところへの内野安打で出塁すると、すかさず盗塁で二塁へ進塁。
その後二死となってから、代打・羽生がコールされた。
球場全体に緊迫感漂うこの場面。満を持してのスイングは、外角の127km/hファイアフラッシュを逆らわず逆方向へ。
強烈な打球がライトスタンドに突き刺さり、満点回答の同点ツーランホームランとなった。
続く上村もヒットから盗塁、暴投で三塁まで進み逆転も見えたが、ここは御剣が意地で後続を断ち6-6で9回へ突入。
波乱の幕開けから長い時間を掛けて振り出しに戻ったゲームだったが、傾き掛けた流れは突如一変する。
9回表。熊本は3イニングを無失点とロングリリーフをこなしている橘川がそのまま続投するが、
先頭に迎えた4番・宮島の一振りが119km/h直球をジャストミート。
またもライトスタンドへ飛び込んだ打球は、今度は横浜の勝ち越しを意味していた。
横浜はこの1点を守護神・矢作が三者凡退で守り切り、6-7で勝利。V奪還に向けて大きな1勝となった。
責任投手・本塁打
[勝] |
御 剣 |
2勝1敗 |
[S] |
矢 作 |
1勝10S |
[敗] |
橘 川 |
1勝7敗 |
[本] |
並 中 |
5号 |
|
立 花 |
5号 |
|
上 村 |
3号 |
|
右 川 |
13号 |
|
羽 生 |
2号 |
|
宮 島 |
11号 |
試合詳細
打撃成績
守備成績
投手成績
最終更新:2023年08月23日 23:22