スコア
マーメイド・リーグ公式戦 横浜-広島7回戦 横浜スタジアム(横浜4勝2敗1分)
広島 010 010 010 000-3
横浜 000 001 200 000ー3
(広)さなえ、七川、H七海、H森次、H大葉、豊川-涼宮
(横)秋田、H
ダルフ、Hニシザキ、H浜野、饗庭A彩-成岡、坂井、高城
戦評
横浜と広島の最終カード・1戦目。
横浜は秋田、広島はさなえと、実績を持つ両右腕が先発した。
先手を取ったのは広島。
初回に背負った一二塁のピンチをファースト・神宮の好守で脱すると、
2回表先頭の藤瀬が秋田のシュートを完璧に捉えてバックスクリーンへ先制アーチを放った。
さらに5回には一死二三塁から9番・中桐にタイムリーが飛び出し追加点。0-2とリードを広げる。
しかし横浜も優勝へ向けて譲らない。
ここまでさなえを相手にチャンスは作るものの後一本が遠かったが、6回裏に4番・宮島のソロホームランで1点を返す。
そして7回裏、先頭の成岡に代わって打席に立った山口のヒットから、ついに突破口を開いた。
代走に送られた林田がしっかり二盗を決め、続く東雲が同点のタイムリーツーベース。
その後二死とされるも、3番・立花がアウトローギリギリのカーブを芸術的な流し打ちで拾って、打球はレフト線。
スライスしながら地下の左を抜けていく間に東雲が二塁から悠々と生還し、横浜が3-2の逆転に成功した。
ボルテージ高まる横浜スタジアム。横浜ベンチは8回も秋田を続投するが、ここで意地を見せたのは広島。
先頭の中桐が四球を選び、代走の澤野が加藤の送りバントで二塁へ進塁。
そして今節2番抜擢の成宮が、ストレートを弾き返して一二塁間を抜くヒットを放つ。
この間に二塁ランナー澤野は迷わず三塁を蹴ると、ライト・卜部からの返球に先んじて同点のホームを陥れた。
9回は両軍無得点に終わり、白熱の試合は3-3のまま延長戦にもつれ込むことに。
広島は10回、11回に先頭打者が出塁し得点圏へも進めたが、勝ち越しには至らず。
一方の横浜は10回を森次、11回を大葉に完璧に抑え込まれていたが、12回表を饗庭A彩が締めるとその裏にサヨナラの好機。
1番から始まる好打順で、クローザー・豊川から一死一三塁のチャンスを展開し打席には4番・宮島。
低めいっぱいにコントロールされた135km/hストレートに喰らいつき、打球はセンター方向へ転がっていく。
だが二遊間の狭い中間守備がこれを網に掛け、6(ガルシア)→4(濱口)→3(森井)で併殺完成と同時にスリーアウト。
互いに野手が全員出場する総力戦となった死闘は、引き分けで幕を閉じた。
責任投手・本塁打
[勝] |
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[S] |
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[敗] |
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[本] |
藤 瀬 |
2号 |
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宮 島 |
12号 |
試合詳細
打撃成績
守備成績
投手成績
最終更新:2023年08月28日 01:12