2023年9月3日 大阪-福岡7回戦

スコア

シンデレラ・リーグ公式戦 大阪-福岡7回戦 京セラドーム大阪(大阪3勝4敗)
福岡 300 030 000-6
大阪 032 110 01X-8
(福)龍造寺、野留加、●辻堂、アニス、大代-大下
(大)○今村、H小動、H川澄、H樋口、S水野-川谷、千葉

戦評


 リーグも最終カードとなる一戦、優勝に向けてなんとしても白星が欲しい大阪は福岡をホームへ迎える。大阪先発は今村、福岡先発は龍造寺。

 試合は初回から動きを見せる。福岡は野村・松波の連打でいきなりノーアウト一・二塁のチャンスを作ると続く打席にはアリシア。甘く入ったスプリングソングをきっちり仕留めると、打球は大きな軌道を描いてライトスタンドに突き刺さる3ランホームラン。いきなりの一発で福岡が3点を先制する。

 しかし大阪もすぐさま反撃に転じる。2回、二つの四死球でツーアウトながら一・二塁とすると、冴島がスライダーを捉えて右中間真っ二つの長打を放つ。この一打が走者一掃のタイムリーツーベースヒットとなり2点を返すと、さらに連打で繋ぎ、鳴上の内野安打がタイムリーヒットとなって試合は振り出しに戻る。

 するとこれで大阪打線に火が点いたか、3回にノーアウト一・二塁と勝ち越しのチャンスを作ると、稲瀬がSFFを捉えてセンターオーバーのツーベースヒットを放つ。これが2点タイムリーとなり勝ち越しに成功すると、4回にも再び稲瀬がタイムリーヒットを放ち、リードを3点に広げる。

 しかし今季の対戦成績を優位に進めている福岡がここで反撃。5回、長単打でツーアウト一・三塁とすると、HARUMIがスライダーを弾き返し、レフト線を破るツーベースヒットで1点を返す。さらに続くツーアウト二・三塁の場面で緋崎が右中間を破るツーベースヒットで繋ぎ、これで2点を加えて再び同点に追いつくことに成功する。

 が、今日の試合は落とせない大阪はその裏、ヒットと二つのフォアボールでワンアウト満塁のチャンスを作ると、赤弘のレフトへの大飛球が酒匂の好守に阻まれるものの犠牲フライとなって再び勝ち越しに成功。さらに8回も川谷のタイムリーヒットで貴重な追加点を挙げた大阪は、リリーフ陣が福岡打線を相手に無失点に抑える好投を見せて逃げ切り試合終了。首位・名古屋も勝利したため、優勝の行方は40節の結果に委ねられる。

責任投手・本塁打

[勝] 今 村 6勝
[S] 水 野 11S
[敗] 辻 堂 2勝1敗
[本] アリシア 9号

試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2023年09月04日 18:24