2023年9月3日 札幌-横浜7回戦

スコア

マーメイド・リーグ公式戦 札幌-横浜7回戦 札幌ドーム(札幌2勝5敗)
横浜 100 200 000 00-3
札幌 000 210 000 01X-4
(横)永井、H饗庭A彩、Hニシザキ、Hキャリオン、Hダルフ、●エリカ、御剣-高城、坂井
(札)唐澤、H西園寺、H水崎、Hヨナス、H斉藤、○釜石-当銘、上野

戦評


最終カードで迎えた札幌と横浜の首位攻防戦。
とにかく勝つしかない札幌の先発は唐澤。対する横浜の先発は永井。

まずは初回の横浜の攻撃。
トップの蓬莱が四球、4番の宮島がヒットで出塁し、二死一三塁で打席には5番・相山。
唐澤のサークルチェンジにうまく合わせてバットを振り抜くと、力強い打球が左中間を引き裂いた。
まずは三塁から蓬莱が三塁から悠々の先制ホームイン。
さらに続いて宮島も一塁から本塁生還を狙うも、ここはセンター・紫藍緋の好返球で阻止した。
最少失点で切り抜けた札幌だったが、幸先よく援護を受けた永井の出だしは快調。3回までを無安打に封じ込める。

すると4回表、横浜打線がさらに追い打ち。
二死満塁のチャンスから、東雲が右中間へ2点タイムリーツーベースを放って0-3とした。
しかし引き下がるわけにはいかない札幌がその裏に反撃。
先頭のカミュがヒット→盗塁、続く磯江はタイムリー→盗塁、そして豊川もタイムリーと、
機動力を活かした波状攻撃で瞬く間に2点を返して、再び1点差に迫ってみせた。

さらには5回裏、二死走者なしから1番・常磐は浮いた直球を完璧に捉え、バックスクリーンへ同点アーチ。
一時は横浜のペースに乗りかけた展開から一転、ゲームは中盤で振り出しに。

唐澤、永井の両先発は6回にピンチを背負いながらも互いに凌ぎ、6回3失点のQSで降板しリリーフに後を託す。
託された両軍の救援陣は相手打線をかわしていき、ついには延長戦へともつれこんだ。

10回表、先んじて守護神・斉藤を投入した札幌は相山、神崎に出塁を許し無死一二塁のピンチを招くも、併殺も絡めて後続をシャットアウト。
その裏に豊川の二塁打でサヨナラのランナーを出したが、横浜が5番手・ダルフで耐えきる。

だが次の横浜の攻撃を札幌6番手・釜石が得意の打たせてとるピッチングで0に抑えると、好機が訪れた。
11回裏、札幌は上野、常磐、カミュの連続出塁で満塁を展開。二死となったところで札幌には代打・A・Bがコールされる。
そして、起用は的中した。横浜7番手・御剣の130km/hファイアフラッシュに食らい付いた当たりは試合を決める一打。
サード宮島、ショート東雲の横を転がり抜け、上野をサヨナラのホームへ迎え入れた。4-3で札幌の勝利。

この結果により首位横浜と2位札幌のゲーム差は0.5。
次節、2023年度マーメイド・リーグの栄冠を賭けた最後の一戦へ。

責任投手・本塁打

[勝] 釜 石 2勝
[S]
[敗] エリカ 2敗
[本] 常 磐 2号

試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2023年09月04日 22:39