スコア
シンデレラ・リーグ公式戦 大阪-福岡8回戦 京セラドーム大阪(大阪3勝5敗)
福岡 010 100 123-8
大阪 001 120 000-4
(福)坂崎、○辻堂、H祝部、アニス-大下
(大)掛、H樋口、H馬殿、●川澄、手銭、小椋-川谷、千葉
戦評
大阪先発は掛、福岡先発は坂崎。
試合は神宮の結果如何となるが、優勝に向けて勝利が欲しい大阪と目前での胴上げを阻止したい福岡、双方の意地がぶつかり合う。まず福岡が2回に連打でチャンスを作ると、併殺でツーアウト三塁となるものの芹野がショートへのタイムリー内野安打を勝ち取って1点を先制。しかし大阪も3回に妙高がヒットを放ち盗塁を決めると、ツーアウト二塁から鳴上のライト前ヒットでホームへ還り同点に追いつく。
得点の奪い合いは中盤に入っても変わらず。同点直後の4回、福岡は連打でワンアウト一・二塁とすると、天塚のライト前ヒットで二塁ランナーのアリシアが還って勝ち越しに成功。しかし大阪もその裏、森のヒットを起点にツーアウト三塁とすると、如月がストレートをライト前に運ぶ同点のタイムリーヒットを放ち、再び試合は振り出しに戻る。
大阪はさらに続く5回、ツーアウトからヒットとフォアボールで一・二塁と勝ち越しのチャンスを迎えると、森がストレートを流し打ちした打球は三遊間を破るタイムリーヒットに。リードを奪い返した大阪はさらに川谷もタイムリーヒットで繋ぎ、この回で2点のリードを奪う。
このまま逃げ切りを図りたい大阪だったが、福岡も反撃を見せる。7回、二つのフォアボールとヒットでワンアウト満塁とすると、松波が二番手・馬殿のストレートをレフト前に運ぶタイムリーヒットで1点を返す。しかし馬殿も踏ん張って後続を打ち取り、同点は阻止する。
追いつけなかった福岡だったが8回、先頭の緋崎が三番手・川澄からしぶとくライト前ヒットを放ち同点のランナーとして出塁すると、続いては4回に一時勝ち越しのタイムリーヒットを放った天塚。ストレートを捉えると、決して甘いコースでは無かったが、天塚自慢の長打力で打ち返されたボールはセンターフェンスを越える逆転2ランホームラン。天塚の今日二度目の貴重な一打で福岡が試合をひっくり返す。
福岡はさらに9回、相手のタイムリーエラー、酒匂の犠牲フライと天塚のタイムリーヒットで3点をダメ押しすると、最後はアニスが締めてゲームセット。終盤の攻撃で試合をひっくり返した福岡が胴上げ阻止の意地を見せた。大阪はプレーオフを制してこの悔しさを晴らせるか。
責任投手・本塁打
[勝] |
辻 堂 |
3勝1敗 |
[S] |
|
|
[敗] |
川 澄 |
1勝1敗 |
[本] |
天 塚 |
11号 |
試合詳細
打撃成績
守備成績
投手成績
最終更新:2023年09月06日 17:49