2023年9月13日 名古屋-大阪プレーオフ1回戦

スコア

シンデレラ・リーグ プレーオフ1回戦 名古屋-大阪 バンテリンドームナゴヤ(名古屋2勝)
大 阪 010 000 100-2
名古屋 100 002 20X-5
(大)●守藤、馬殿、小動-川谷
(名)○桜葉、H真壁、Sレイカ-武田、坂東

戦評


 チャンピオンシップ進出を懸けたプレーオフ初戦。勝てばプレーオフ勝ち抜けが決まる名古屋の先発は桜葉、二年前の下剋上の再現に期待したい大阪の先発は守藤。

 この試合で先手を奪ったのは名古屋。初回、先頭のマリアがセンター前ヒットで出塁すると、持前の俊足で二塁盗塁を決めてチャンスメイク。その後進塁打で三塁へ進むと、小喬がセカンドゴロに倒れる間にホームに生還、1点を先制する。

 しかし大阪もすぐさま反撃。2回、ワンアウトランナー無しで川谷。真ん中に入ったソニックライジングを捉えた打球がセンター方向に飛んでいくと、ボールはそのままフェンスを越えるソロホームラン。クリーンアップの一発で大阪が試合を振り出しに戻す。

 序盤に1点を取り合った両チームは3回以降、投手戦に。桜葉・守藤ともにランナーを出しつつも決定打は許さず、同点のまま試合は後半に突入していく。

 しかし6回、この均衡を名古屋が破る。先頭の小喬がセンター前ヒットで出塁して勝ち越しのランナーとなると、ワンアウトとなってイビルアイ。パームを掬い上げると、センターへの大飛球はフェンスの上を行く2ランホームラン。貴重な勝ち越しアーチで名古屋がリードを奪う。

 再びビハインドとなった大阪、しかし7回にチャンスが巡る。ツーアウトから稲瀬・如月の連打で一・二塁として代打・宮本。打球はファーストゴロ、となるが小喬が焦ったかベースカバーに入った桜葉から大きく外れる悪送球。ボールがグラウンドを転がる間に二塁ランナーがホームへ還り、一点差に詰め寄る。しかし桜葉も後続を打ち取ってリードを守り切る。

 リードを守った名古屋はその裏、ワンアウトから横山がヒットで出塁すると、代走・黒坂が盗塁を決め二塁へ。この場面でマリアがライト前ヒットを放つと、この間に黒坂がホームに還って貴重な追加点を挙げる。さらにマリアも盗塁を決めると、ツーアウトから小喬のセンター前ヒットでホームへ還って追加点。この回大きな2点を追加し、大阪を突き放す。

 名古屋は8回から継投に入ると、8回真壁、9回レイカと大阪打線を抑えて逃げ切り試合終了。名古屋が後半に得点を重ね、見事チャンピオンシップ出場権を獲得した。

責任投手・本塁打

[勝] 桜 葉
[S] レイカ
[敗] 守 藤
[本] 川 谷
イビルアイ

試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2023年09月13日 21:06