スコア
チャンピオンシップ2回戦 札幌-名古屋 札幌ドーム(札幌1勝1敗)
名古屋 000 100 120-4
札 幌 000 000 002-2
(名)○琴吹ひ、レイカ、S琴吹み-武田、坂東
(札)●シンシア、釜石、牧田、日向-上野、当銘
戦評
札幌に移動して行われるチャンピオンシップ第2戦。今日勝てば日本一へ王手となる札幌の先発はシンシア、何としても一勝一敗に持ち込みたい名古屋の先発は
琴吹陽奈。
試合は札幌快勝の第1戦と打って変わって投手戦が展開。3回まで両チーム得点圏へランナーを送り出すが、シンシア・琴吹陽奈両先発の粘りのピッチングの前に得点を挙げることが出来ない。
しかし中盤に入ってすぐの4回、ついに試合の均衡が破れる。名古屋は先頭の湯根がストレートを逆方向へ弾き返すと、打球が左中間を破っていく間に一気に三塁へ到達して3イニング連続のチャンスメイク。続く武田もストレートを捉えると、三遊間への打球はカミュのファインプレーに阻まれるものの、その間に湯根がホームへ生還し、名古屋がシリーズ初得点を挙げる。
その後も0-1と予断を許さない展開で試合は6回まで進行。しかし7回、名古屋が再び試合を動かす。ワンアウトからライト前ヒットで出塁したマリアが盗塁を決めるお得意の形でチャンスを作ると、その後ツーアウト三塁から花音が二番手・釜石のシュートに詰まらされるもショートへのタイムリー内野安打を勝ち取り貴重な追加点を挙げる。これで勢いに乗った名古屋は8回にイビルアイのソロホームラン、さらに桐下・横山・わかちゃんの三連打でこの回2点を追加して札幌を突き放しにかかる。
しかし大詰めの9回、ここまで打線が沈黙していた札幌が名古屋リリーフ陣相手に最後の反撃を試みる。二つのフォアボールと内野安打でツーアウトながら満塁の大チャンスを作ると、替わった
琴吹海奈から当銘がレフト前へタイムリーヒットを放ち1点、続く常磐のセカンドゴロが相手のエラーを誘ってさらに1点を返して点差は2点に。長打が出ればサヨナラもあり得る状況まで追い上げるが、最後の一本を奪うことは出来ず、後続が打ち取られて試合終了。名古屋が札幌の猛追撃を何とか振り切り、シリーズ対戦成績を五分五分とした。
責任投手・本塁打
[勝] |
琴吹ひ |
|
[S] |
琴吹み |
|
[敗] |
シンシア |
|
[本] |
イビルアイ |
|
試合詳細
打撃成績
守備成績
投手成績
最終更新:2023年10月04日 21:01