スコア
マーメイド・リーグ 熊本-横浜3回戦 藤崎台県営野球場(熊本1勝2敗)
横浜 202 120 000-7
熊本 004 200 000-6
(横)○小坂、H久木野、H善行寺美、S谷中川-高城、真中
(熊)●若林-猪狩
戦評
現在ともに勝率5割と、首位・広島を追いかける熊本・横浜の両チームがひさびさの対戦。ここからホームを変えて続く4連戦でどちらかが勝ち越せば、広島追撃に大きな前進となるだけにその初戦から見逃せない。
熊本先発は、今季ようやく3度めの先発となる若林。6試合ぶりの登板となる。
1回表、横浜は2死から三柴、豊川、春夏秋冬と3連打。さらに囲が4連打めとなる2点タイムリーを放ち、横浜が2点を先制する。
一方、横浜は今季初先発となる小坂。
1回裏、この日一番に入った四五七が四球後、盗塁。さらに水沢の犠打で1死3塁のチャンスを作るが、後続の武雷、そして四番に初起用された福田が倒れて無得点。
3回表、横浜はふたたび若林を攻め込み、水沢のエラーもあって貯まったランナーを、高城のタイムリー2ベースで返して2点追加。4-0とリードを広げる。
しかし熊本も3回裏、横川、姫ノ島の連打後、四五七のタイムリーで1点を返して1-4。さらに、先ほどエラーをした水沢が、小坂のど真ん中高めのストレートを思い切り振りぬくや、打球はレフトスタンドへ! 水沢の名誉挽回となる1号3ランで、試合はあっという間に4-4の振り出しに戻る。
4回表、今度は武雷のエラーから1死1・2塁となり、三柴のタイムリーで横浜がふたたび1点勝ち越し。
それでも4回裏、熊本は先頭の服部が3号ソロ! あっさりと同点に追いつくと、1死2塁のチャンスから四五七が2打席連続タイムリーを放って6-5。ついに熊本が逆転する。
若林の勝ち運恐るべし……と思いきや、5回表、若林が四球を連発後、池咲、和泉が連続タイムリー。7-6とみたび横浜がリードを奪う。
5回裏、熊本も1死1・2塁とまたまたチャンス。しかしここは後続が倒れ、点を取れずに終わってしまう。
6回表、若林がこの日初めて三者凡退に抑えると、その裏熊本はふたたび1死1・2塁のチャンスを作るが、またしても後続が倒れて無得点。横浜の小坂を再三攻め込みながら、あと一歩で追いつけない。
7回裏、横浜は小坂に代えて久木野をマウンドへ送って併殺もあって三者凡退。
若林が終盤ようやく安定してくるなか、8回裏には善行寺美が3番手のマウンドに上がる。
8回裏、2死から熊本は四五七のヒット、水沢の四球で1・2塁。しかしこの日3度のチャンスですべて凡退している武雷が、ここも4度めの凡退。熊本がまたしても追いつけないまま、7-6でとうとう9回を迎える。
9回裏、横浜は抑えの谷中川がマウンドへ。1死後、セカンドの三柴のエラーで大塚が出塁すると、代打・戦場ヶ原が一二塁間を破るヒットで1死1・2塁とまたまた同点のチャンス。
しかし、代打で登場した葛木の当たりはショート真正面のゴロとなり併殺打となってゲームセット。熊本は中盤からの再三のチャンスを生かせず敗戦。ひさびさの借金1となり、単独最下位に転落した。
逆に、終盤押されながらも逃げ切った横浜は貯金1。先発全員安打も記録した。
責任投手・本塁打
[勝] |
小 坂 |
(1勝) |
[S] |
谷中川 |
(4S) |
[敗] |
若 林 |
(1勝2敗) |
[本] |
水 沢 |
1号③(小 坂) |
|
服 部 |
3号①(小 坂) |
試合詳細
打撃成績
投手成績
最終更新:2014年05月26日 00:59