2024年3月3日 広島-札幌オープン戦

スコア

オープン戦 広島-札幌 西予市営野村球場(広島1敗)
札幌 202 000 010-5
広島 000 000 000-0
(札)○晋京、シンシア、不知錐、ヨナス、斉藤-当銘、上野
(広)●竹中、小椋、日向、七海、ルクレツィア-涼宮

戦評

 ペナントレースへ向けての調整となるオープン戦が開幕。ここ数年の不調から捲土重来を狙う広島と、横浜とのデッドヒートを制して二連覇を飾った札幌の対戦カード。広島先発はドラフト2位の竹中が登板。対する札幌は東京から移籍した晋京が先発マウンドへ。

 試合はいきなり初回、札幌打線がルーキーに牙を剥く。ツーアウトから森井が古巣を相手にライト前ヒットを放ち出塁すると、続く打席には早速4番起用のドラフト3位・小夏。ストレートを捉えて右方向に力強い打球を飛ばすと、ボールは一塁線を破ってライト奥へ。この一打で森井が一塁から一気にホームへ還り先制点を挙げると、さらに紫藍緋がセンター前ヒットで続いて小夏をホームに返し、追加点を挙げる。

 ルーキーの援護を受けた先発・晋京は粘りのピッチング。味方の好守もあり初回のノーアウト二塁、2回のツーアウト三塁のピンチを無失点で切り抜けてこれに応える。すると札幌は3回、礒江のツーベースヒットを皮切りにワンアウト満塁のチャンスを作ると、常磐のセカンドゴロを処理した加賀のバックホームに対し礒江の足が一歩勝って野選となり1点を追加。さらにこの後竹中の暴投で1点を加えて四点差とする。

 このリードに晋京も尻上がりに調子を上げていき、3回以降は二塁を踏ませない好投を披露。5回無失点で降板。新天地最初のマウンドでしっかり結果を残した。

 継投に入った後半は大きな動きはなく試合が推移していく。しかし8回、札幌はツーアウトランナー無しで打席には先発・晋京と再びチームメイトとなった栗林。七海のスライダーに上手くバットを合わせると、芯で捉えた打球は飛距離を伸ばしていくとそのままセンターのフェンスを越えるダメ押しのソロホームラン。これでさらにリードを広げた札幌は、無失点リレーで逃げ切りに成功して試合終了。札幌は晋京や小夏などの新加入選手の活躍もあり快勝。広島は反撃ならずもドラフト1位・マリオに初ヒット、ベイカーも古巣相手にマルチヒットを放ち気を吐いた。

責任投手・本塁打

[勝] 晋 京 1勝
[S]
[敗] 竹 中 1敗
[本] 栗 林 1号

試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2024年03月03日 20:42