2024年3月10日 名古屋-大阪オープン戦

スコア

オープン戦 名古屋-大阪 石川県立野球場(名古屋1敗)
大 阪 010 003 002-6
名古屋 000 102 002-5
(大)○アキラ、H樋口、H掛、H川澄、S水野-川谷
(名)坂野、●櫻井、レイカ、豊川、真壁、琴吹み-武田

戦評

 昨季優勝を争った2チームの対戦。名古屋先発はドラフト2位ルーキー・坂野、大阪先発は大ベテラン・アキラ

 試合はまず大阪が先手を奪う。2回、先頭の赤弘が真ん中に入ったスライダーを捉えると、レフトへの大飛球は失速することなくスタンドへ。ルーキーへのあいさつ代わりの一発で大阪が1点を先制する。

 これに対して名古屋は4回に反撃。この回先頭の武田がストレートを流し打つと、打球はレフト方向へ。これも飛距離を伸ばしていくとボールはそのままスタンドイン。女房役の一撃で名古屋が試合を振り出しに戻す。

 その後は坂野・アキラ、お互いにホームラン1本による1失点のみで5回を投げ切り、6回からは両チーム継投へ。しかしここから試合内容が慌ただしくなる。まず当の6回、大阪はドラフト4位・櫻井にポンポンとツーアウトを許したところで続く稲瀬。スライダーを捉えると、センターへの大飛球はそのままバックスクリーンへ一直線のソロホームラン。この一発で勝ち越しに成功すると、鳴上がツーベースヒットで続いて迎えるは先制アーチを放っている赤弘。ストレートをジャストミートすると、打球は文句なしのバックスクリーンへの2ランホームラン。長打攻勢でこの回一気に3点を奪い去る。
 しかし名古屋は負けじとその裏、ノーアウト一塁として6番・マリア。この回から登板の樋口の変化球を掬い上げると、逆方向に弾き出されたボールはスタンドに到達する2ランホームラン。こちらも一発を放ち、あっという間に一点差に追い上げる。

 そのまま大阪1点リードで迎えた9回、試合に再び動きが。大阪は六番手・琴吹海奈から二つのフォアボールとヒットで満塁とすると、ルーナが押し出しのフォアボールを選んで追加点。さらに相手の暴投でもう1点加えて再び三点差とする。しかしその裏、今度は名古屋が守護神・水野に対し、ワンアウト一塁からわかちゃんがストレートを右中間に運ぶとこれで一塁ランナーの小喬が一気にホームイン。打ったわかちゃんも三塁へ進むと、続く桐下の犠牲フライでホームへ還って再び一点差となる。猛烈な追い上げを見せる名古屋だったが、最後はイビルアイのセンターへの打球を国崩がダイビングキャッチでフライアウトにして試合終了。5本のホームランが飛び交う空中戦は大阪が僅差で逃げ切り制した。 

責任投手・本塁打

[勝] アキラ 1勝
[S] 水 野 1S
[敗] 櫻 井 1敗
[本] 赤 弘 1号
武 田 1号
稲 瀬 1号
赤 弘 2号
マリア 1号

試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2024年03月11日 20:01