2024年4月7日 大阪-福岡1回戦

スコア

シンデレラ・リーグ公式戦 福岡-大阪1回戦 阪神甲子園球場(大阪1敗)
福岡 003 005 122-13
大阪 000 003 000-3
(福)○龍造寺、辻堂、東和、御剣-大下、斉藤
(大)●アキラ、手銭、樋口、アニス、掛-川谷

戦評

 横一線のスタートとなった各球団、今カードで抜け出すチームは出てくるか。大阪先発はアキラ、福岡先発は龍造寺。

 試合は両チームいきなり得点圏にランナーを進めるなど安定しない立ち上がり。その中で先に均衡を破ったのはビジターの福岡。3回、連打でツーアウト一・二塁のチャンスを作り打席にはアリシア。甘いコースに入ったシュートにバットを一閃すると、センター方向への大飛球はバックスクリーンに届く3ランホームラン。福岡が今節も得意の長打力で先制点を奪い取る。

 援護を受けた福岡・龍造寺は粘りのピッチングで5回まで無失点と大阪の攻撃を凌いでいく。すると後半に入ってすぐの6回、福岡打線が爆発する。ノーアウト一・二塁のチャンスから緋崎がストレートを捉えた打球は右中間を真っ二つ。この長打が走者一掃のタイムリーツーベースヒットとなり2点を追加すると、さらに代わった手銭を攻めて満塁のチャンスを作る。この場面で松波がストレートを引きつけて弾き返すと、打球はライト線を破ってこれも長打に。この一打で2点を加えると、最後はHARUMIが稲瀬の好守に阻まれつつもライトへの犠牲フライで1点を加えてこの回5得点を挙げる。

 試合後半で大量ビハインドと苦しい展開となった大阪だったが、この裏に反撃開始。ツーアウトからデッドボールとヒットで一・二塁とすると、続く赤弘がSFFを掬い上げた打球はセンターへ。どんどんと伸びていくボールはそのままフェンスを越えて3ランホームラン。大阪も反攻の一発を浴びせ、点差を5に縮めていく。

 しかし一度火が点いた福岡打線が全く止まらない。7回、ノーアウト二塁のチャンスを作ると芹野が三番手・樋口のドロップカーブを流し打ち。打球は右中間を真っ二つにするツーベースヒットを放ち1点を追加。続く8回にはツーアウト満塁と追加点の好機に再び芹野。アニスのストレートをライト前に運んで2点タイムリーヒットとすると、9回にも満塁のチャンスで掛からHARUMIが一・二塁間を破る2点タイムリーヒットを放つダメ押しの一打。計13得点と大阪を圧倒した福岡がそのまま逃げ切り試合終了。福岡が試合後半の猛攻撃で白星を挙げた。

責任投手・本塁打

[勝] 龍造寺 1勝
[S]
[敗] アキラ 1敗
[本] アリシア 1号
赤 弘 2号

試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2024年04月08日 22:54