スコア
交流戦 福岡-熊本1回戦 福岡PayPayドーム(福岡1勝)
熊本 300 011 000-5
福岡 301 000 02X-6
(熊)曙川、●奥田-
エヴァ、マルティネス
(福)千田、沓掛、御剣、○辻堂、S清水-比嘉、大下
戦評
交流戦初戦は恒例の九州ダービー。福岡先発は千田、熊本先発は曙川。
試合は初回から動きを見せる。熊本はワンアウトから七五三が三遊間を破るヒットで出塁するとすかさず盗塁を決めて二塁に進塁。これに右川もライト前ヒットで繋いで一・三塁とするとツーアウトとなって羽生。千田のストレートに力負けせず打ち返すと、ライナー性の打球はセンター後方に落ちる長打コースに。この一打が走者一掃のタイムリーツーベースヒットとなって2点を先制すると、続く神宮もレフト前へのヒットで羽生をホームへ還して追加点。いきなり3点を先制する。
しかし福岡もすぐさま反撃に出る。その裏、ヒットと二つのフォアボールでノーアウト満塁とすると、HARUMIがストレートをしぶとくライト前に運ぶタイムリーヒットでまず1点。続くアリシアは併殺に倒れるもこの間に三塁ランナーが還って一点差に。ツーアウト三塁となって天塚に打順が回ると、ストレートを逆方向に上手くはじき返してレフト前にタイムリーヒットを放ち、あっという間に同点に追いつく。
早々に振り出しに戻った試合で先に勝ち越したのはホームの福岡。3回、ツーアウトランナー無しで初回にタイムリーを放ったHARUMI。浮いたストレートをキッチリ捉えると、打球はぐーんと伸びてそのままバックスクリーンに飛び込む勝ち越しのソロホームラン。4番の一発で福岡がリードを奪い返す。
しかし今日勝てば単独首位の熊本も福岡を追走。5回、ヒットを放った大獅が盗塁を決めてツーアウトながら二塁のチャンスで右川。甘く入ったストレートを打ち損じてセカンドゴロとなるが、松波の送球がショートバウンドとなって天塚がキャッチできず後逸。この間に大獅が二塁からホームに還り同点とすると、続く6回には追い打ちをかけるように羽生が千田のリカットボールをライトスタンドへ叩き込んで再びリードを奪う。
試合はこのまま熊本の逃げ切りか、と思われた終盤8回。福岡は制球の定まらない奥田から二者連続フォアボールで一・二塁のチャンスを作り、打席には天塚。真ん中に入ったストレートを捉えると、強烈な打球は右中間を真っ二つに破る長打に。するとこの一打が走者一掃の2点タイムリーとなり、福岡が再逆転に成功する。天塚の意地のタイムリーでリードを奪った福岡は9回を清水が抑えてゲームセット。シーソーゲームを福岡が制し、九州ダービー初戦を勝利で飾った。
責任投手・本塁打
[勝] |
辻 堂 |
1勝 |
[S] |
清 水 |
3S |
[敗] |
奥 田 |
1敗 |
[本] |
HARUMI |
2号 |
|
羽 生 |
1号 |
試合詳細
打撃成績
守備成績
投手成績
最終更新:2024年04月23日 00:21