スコア
交流戦 札幌-東京1回戦 札幌ドーム(札幌1敗)
東京 001 000 023-6
札幌 000 200 100-3
(東)○竹中-草薙、瀬田
(札)シンシア、Hヨナス、水崎、●西園寺、晋京-上野、当銘
戦評
両リーグの首位同士の対戦。札幌先発はシンシア、東京先発は竹中。
試合はまずビジターの東京が先手を奪う。3回、先頭の土生居が体勢を崩されながらもストレートを芯で捉えてセンターオーバーの二塁打を放ちチャンスメイク。その後ツーアウトとなって打席にはランス。ストレートを反対方向に打ち返すと、ボールは左中間を破る長打コースに。これがタイムリーとなって東京が1点を先制する。
しかし4回、札幌は連打と相手の野選でワンアウト満塁と一打逆転のチャンスを作る。すると神崎の打席で竹中がボーク判定を取られて思わぬ形で同点に。さらに神崎もライトへしっかり犠牲フライを放って逆転に成功する。
札幌は7回にもハンナのタイムリーツーベースヒットで1点を加えてリードを2点に広げ、逃げ切りに入る。ところが8回、東京は三番手・水崎から連打と進塁打でワンアウト二・三塁と一打逆転のチャンスを作る。ここで東京は代打に丸山を起用するが、ストレートを引っ掛けてやや高いバウンドのファーストゴロに。しかし豊川のバックホームよりもホームに突っ込む三塁ランナーの紀野の足が勝って1点を取り返す。東京はなおも一・三塁とチャンスが続いてバッターは草薙。しかし草薙もストレートを引っ掛けボテボテのゴロがキャッチャー前に。当銘が処理して二塁へ送球すると、これを見た三塁ランナー・下島がホームへ突入。気付いた守備陣からすぐにバックホーム送球が来るもわずかに先に下島にホームへ到達し、東京が終盤で同点に追いつく。
終盤で振り出しに戻った試合だが、その決着はまさかの形でつくことになる。9回、東京はノーアウト一塁で打席に土生居。四番手・西園寺のボールを打ち返すと、ややライナー気味の打球がレフト後方へ。これにバーバリが一旦は追いつくがボールがグラブに収まり切らず落球。エラーで二・三塁となると、続く紀野が直球を打ち返して二遊間へ。常磐が追いつき一塁へ送球するが、ショートバウンドとなったボールは豊川のミットに収まり切らず送球エラーの記録。この間に三塁ランナーが還って東京が勝ち越しに成功すると、畳みかけるようにこの後、丸山のタイムリーヒットや押し出しもあり2点を追加。3点のリードを奪うと、最後は竹中が9回を3人で抑えて完投で試合終了。東京が終盤のどんでん返しで三連勝をマークした。
責任投手・本塁打
[勝] |
竹 中 |
2勝 |
[S] |
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[敗] |
西園寺 |
1敗 |
[本] |
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試合詳細
打撃成績
守備成績
投手成績
最終更新:2024年05月03日 16:15