2024年6月26日 福岡-横浜4回戦

スコア

交流戦 福岡-横浜4回戦 福岡PayPayドーム(福岡2勝2敗)
横浜 000 001 020 0-3
福岡 100 000 110 1X-4
(横)村坂、饗庭A彩、馬殿、浜野、Hダルフ、●椎名-成岡、高城
(福)木幡、H野留加、祝部、H辻堂、○東和-小山内

戦評

 福岡先発は木幡、横浜先発は村坂。

 今日の試合はホームの福岡が先手を奪う。初回、ワンアウトから松波がスライダーをライト線に運ぶツーベースヒットを放って出塁すると、相手のボークで三塁へ進塁。続くライオネスのファーストゴロの間にホームへ還って1点を先制する。

 その後は木幡・村坂の投手戦となって5回まで1-0のロースコアで試合が進んでいく。しかし6回、横浜は東雲のフォアボールが起点となってワンアウト三塁と同点のチャンスを作ると、蓬莱の打席で福岡バッテリーがなんとこの回二度目のバッテリーエラー。この間に東雲がホームへ還りノーヒットで試合を振り出しに戻す。

 悪い流れを断ち切りたい福岡は7回、ワンアウトから天塚がセンターオーバーのツーベースヒットを放って勝ち越しのチャンスを作ると、続く代打・エミーリアが饗庭A彩のシュートを捉えて一・二塁間を破るヒットを放つ。このヒットで代走の二塁ランナー・長谷川が一気にホームに還って勝ち越し。途中出場の選手が躍動して福岡が再びリードを奪う。

 しかし横浜は8回、二つのフォアボールとヒットで満塁のチャンスを作ると、坂井が祝部のストレートを捉えた打球は右中間へ。この長打でランナー二人がホームに生還し、あっという間に試合をひっくり返す展開となる。

 だが福岡も意地を見せる。その裏、先頭のHARUMIが浜野の出会い頭のボールをバットの芯で捉えると、逆方向に弾き出された打球はそのままレフトスタンドまで届く同点ソロホームラン。4番の窮地を救う一発で福岡が同点に追いつく。

 その後は9回にお互い勝ち越しのチャンスを活かせず試合は延長戦に。その中で福岡は10回、連打でノーアウト一・三塁と絶好のチャンスを作るが、小山内のショートゴロでホームへ突っ込んだ芹野が本塁憤死となりワンアウト一・二塁に。このプレーで試合の流れに変化が起こるかと思われたが、続く野村が椎名のストレートを流し打ちすると、打球は三遊間を破るヒットに。この一打で二塁ランナーの長谷川がホームを突くと、今度は間に合ってサヨナラのホームを踏んで試合終了。福岡が紙一重のゲームを制して劇的勝利を挙げた。

責任投手・本塁打

[勝] 東 和 1勝
[S]
[敗] 椎 名 1勝1敗
[本] HARUMI 6号

試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2024年06月30日 01:12