スコア
オールスターゲーム 全マ-全シ2回戦 ES CON FIELD HOKKAIDO(全マ1勝1敗)
全シ 003 230 000-8
全マ 000 000 000-0
(シ)千田、H川澄、小動、○
アキラ、真壁、豊川、
紫都香、水野-坂井
(マ)●長崎、山村、不知錐、広瀬、矢作、斉藤-川谷、武田
戦評
舞台を北海道に移しての球宴第2戦。マ・リーグ先発は長崎(熊本)、マ・リーグ先発は千田(福岡)。
初回、シ・リーグはツーアウトから鳴上(大阪)がフォアボールを選ぶと、続く小喬(名古屋)がスローカーブを引っ張りライト前にヒット。さらに相手の暴投で二・三塁とチャンスを拡大するが、ここは長崎が後続を打ち取り先制点はならず。対するマ・リーグもツーアウトから礒江(札幌)がライト前ヒットで出塁。さらに盗塁を決めてチャンスメイクを行うが、こちらも千田が踏ん張り0点に終わる。
続く2回、シ・リーグは長崎の前に三者凡退で攻撃終了。対するマ・リーグは先頭の
マリオ(広島)がライト前ヒットで出塁するものの、後続が併殺とセカンドゴロに倒れて結果的にこちらも三人で攻撃を終了する。
3回、この回も続投の長崎に対し、シ・リーグは二者連続三振であっと言う間にツーアウトに。しかしここから下島(東京)がスローカーブを見極めてフォアボールを選ぶと、続く鳴上がセンター前ヒットで繋ぎ一・二塁のチャンス。この場面で小喬がスローカーブを捉えると、レフト方向への大きな当たりは失速することなくスタンドに飛び込む3ランホームラン。4番の強烈な一発でシ・リーグが3点を先制する。リードを得たシ・リーグはその裏、川澄(大阪)がマウンドに上がるとマ・リーグの攻撃を三人でピシャリと抑えて良い流れを作っていく。
中盤に入って4回、シ・リーグはこの回替わった山村(広島)に対し、ワンアウトから赤弘(大阪)がフォアボールを選択。続く川谷(大阪)が真ん中気味に入ったチェンジアップを掬い上げると、打球は大きなアーチを描いてセンターフェンスの向こう側へ。この2ランホームランでシ・リーグがリードを5点に広げる。対するマ・リーグは三番手・小動(大阪)から山口(横浜)がライト線を破るツーベースヒットでチャンスメイク。反撃の準備を整えるが、小動が後続をしっかりと打ち取り、前カードの雪辱を晴らす。
5回、シ・リーグは再びツーアウトから小喬がセンター前ヒットで出塁すると、続くランス(東京)が山村のストレートを強打。センターへの打球は今度はセンターの頭の上を越える長打コースに。このツーベースヒットがタイムリーとなり1点を加えると、続く稲瀬(大阪)もストレートを捉えて打球は三度センターへ。しかし今度の打球はセンターはおろかフェンスを越えてホームランに。この一発で2点を加えて8点のリードを奪うことに成功する。一方、突き放されたマ・リーグも裏の攻撃で反撃に転じたいが、ヒット性の打球がレフト・赤弘、ショート・湯根(名古屋)にことごとく阻まれ、結果的にアキラ(大阪)の前に三者凡退で攻撃を終える。
6回、ここまで3イニング連続で得点を挙げたシ・リーグは不知錐(札幌)からライオネス(福岡)がライト前ヒットを放つが連打はならず、2回以来の無得点に終わる。しっかりと無失点に抑えたマ・リーグ、しかしこちらも真壁(名古屋)に三人で打ち取られ、0点で攻撃を終える。
7回、シ・リーグは
紫藍緋(札幌)の好守に阻まれながらもランス・稲瀬が続けて出塁してチャンスメイク。しかし後続は広瀬(横浜)の前に凡退し、追加点は奪えず。しかしその裏のマ・リーグの攻撃は豊川(名古屋)が打球を外野に飛ばさせず、三人できっちりと抑え込む。
8回、シ・リーグは矢作(横浜)の前に2回以来の三者凡退で攻撃を終える。マ・リーグはこのいい流れで1点でも奪いたいところ、だったが紫都香(東京)が三者連続三振の圧巻の投球を見せ、ここも無得点で攻撃を終了する。
そして9回、シ・リーグは前カードで三者連続三振を喫した斉藤(札幌)と対峙。リベンジといきたいところだったが、今度は東雲(横浜)・豊川(札幌)らシ・リーグ内野陣の好守もあり再び三者凡退で攻撃を終える。一方で一矢報いたいマ・リーグは、ツーアウトから代打・右川(熊本)が水野(大阪)のコースいっぱいのツーシームをライト前に運んで出塁するが、後続が続かずスリーアウトを奪われ試合終了。一点差の前カードと打って変わって今カードはシ・リーグが投打に圧倒し、今季の球宴は1勝1敗で幕切れとなった。
責任投手・本塁打
[勝] |
アキラ |
[S] |
|
[敗] |
長 崎 |
[本] |
小 喬 |
|
川 谷 |
|
稲 瀬 |
試合詳細
打撃成績
守備成績
投手成績
最終更新:2024年07月27日 11:00