2024年8月7日 熊本-広島6回戦

スコア

マーメイド・リーグ公式戦 熊本-広島6回戦 リブワーク藤崎台球場(熊本5勝1敗)
広島 020 000 050-7
熊本 011 301 12X-9
(広)小野、七川、小椋、●アイシャ-成宮
(熊)若林、奥田、瀬戸、○藤、S川村-エヴァ

戦評

 熊本先発は若林、広島先発は小野。

 今日の試合は早い回に動きを見せる。2回、ツーアウトから成宮・澤野の下位打線が長短打で二・三塁とチャンスを作ると、続く陽がフォークを捉えた打球はショートに追いつかれるもののタイムリーとなり内野安打を勝ち取って先制に成功。さらに次の稲垣もフォークに食らいついてライト前へのタイムリーヒットを放ち、この回2点を挙げることに成功する。

 しかし熊本もすぐさま反撃に転じる。その裏にツーアウト二・三塁からエヴァのタイムリーで1点を返すと、3回には大獅・七五三の上位打線でノーアウト一・三塁と同点のチャンス。この場面で途中加入の松本が併殺に倒れるものの、その間に三塁ランナーが生還し同点に追いつくことに成功する。

 中盤に入ると、熊本がペースを掴み始める。4回、先頭の並中がライト前ヒットで出塁、続く羽生が右中間を真っ二つに破るツーベースヒットを放つと、並中が一塁からホームへ生還し勝ち越しに成功。さらに送りバントでツーアウトながら三塁とすると、ここから打線が繋がり四連打。この間に2点を奪ってリードは3点に広がる。熊本の勢いは止まらず、6回に七五三、7回に羽生がそれぞれソロホームランを放ち、点差を5に広げていく。

 しかし8回、5点のビハインドを背負った広島が怒涛の攻撃を見せる。ワンアウトからフォアボールや相手の拙守で満塁のチャンスが転がり込むと、陽が瀬戸のストレートをレフト前に弾き返してまず1点を挙げる。さらにツーアウト満塁から地下がレフト前へのタイムリーヒットでもう1点、続くマリオが押し出しフォアボールを選んでじわじわと点差を縮めると、最後はベイカーのレフト前ヒットが2点タイムリーとなりこの回一挙5点。意地の猛攻撃で広島が試合を振り出しに戻す。

 一方で前節と同じく『魔の8回』となってしまった熊本。しかし前節と違ってリードは許していない状況が功を奏したか、その裏に前節同様にワンアウト二塁とチャンスを作ると、左田がアイシャの変化球をレフトスタンドに叩き込む意地の2ランホームランで再度リードを奪うことに成功。このリードを最後は川村が守り切って試合終了。試合全般に渡って加点を続けた熊本が辛くも逃げ切って勝利を奪った。

責任投手・本塁打

[勝]  藤  1勝
[S] 川 村 7S
[敗] アイシャ 3敗
[本] 七五三 2号
羽 生 6号
左 田 7号

試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2024年08月10日 01:38