2024年9月29日 大阪-札幌チャンピオンシップ第1戦

スコア

チャンピオンシップ第1戦 大阪-札幌 阪神甲子園球場(大阪1勝)
札幌 002 000 100-3
大阪 000 100 021X-4
(札)エロフ、H不知錐、水崎、H鷹司、●恩田-当銘、上野
(大)今村、阿佐野、H樋口、○掛-川谷、浮羽

戦評

 24年の頂点を決めるチャンピオンシップ初戦。3年ぶりの栄冠を狙う大阪の先発は今村、対して未踏の三連覇を目指す札幌の先発はエロフ。

 大一番の初戦、先陣を切ったのは札幌。3回、先頭の森井のツーベースヒットを起点にワンアウト三塁と先制のチャンスを作り、1番に返って常磐。今村の変化球を上手くバットに乗せると、センターへの大きな打球はそのままバックスクリーンへ飛び込む2ランホームラン。目の覚める一発で札幌が2点を先制する。

 一方の大阪は4回に反撃を見せる。先頭の川谷がレフト前ヒットで出塁すると、その後相手の暴投もありツーアウトながら二塁のチャンスにバッターは濱口。エロフのSFFをセンター方向へ弾き返すと、鋭い打球はセンター頭上を越える長打コースに。この一打で二塁ランナーが生還し、1点を返して追い上げを見せる。

 そんな接戦の中、次に試合を動かしたのは札幌。7回、小夏が変化球をジャストミートすると、打球はライトスタンドへ一直線に向かってそのまま消えるソロホームラン。貴重な一発が飛び出し、札幌が再びリードを2点に広げる。

 しかし8回、大阪は三番手・水崎の代わり端を赤弘が捉えてレフトスタンドへソロホームランを叩き込み一点差とすると、その後長打とフォアボールで一・二塁として打席には浮羽。ストレートを捉えた打球がショート頭上を越えると、このヒットで二塁ランナーが一気に生還し、ついに試合が振り出しに戻る。

 これで勢いに乗ったか大阪は9回、ワンアウトで森に打席が回ると、恩田のHスライダーをフルスイング。これを真芯で捉えると、打球はそのままライトスタンドへ飛び込むサヨナラのソロホームランに。終盤の猛追が実った大阪が先に一勝を奪った。

責任投手・本塁打

[勝]  掛 
[S]
[敗] 恩 田
[本] 常 磐
小 夏
赤 弘
 森 

試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2024年09月30日 22:53