2025年4月6日 名古屋-福岡1回戦

スコア

シンデレラ・リーグ公式戦 名古屋-福岡1回戦 パロマ瑞穂スタジアム(名古屋1勝)
福 岡 100 000 120-4
名古屋 101 061 00X-9
(福)●大代、馬殿、東和、野留加-比嘉
(名)○間原、不知錐、小坂、豊川-武田

戦評

 開幕カードを1勝1敗とした名古屋と福岡、連勝を伸ばせるのはどちらとなるか。名古屋先発は間原、福岡先発は大代。

 試合は序盤から慌ただしく動き始める。福岡は初回、ライオネスが間原の変化球をセンター前へ運ぶと、すかさず盗塁を決め二塁へ進塁。このチャンスに野村がスライダーを引っ張ると、打球は一塁線を痛烈に破って長打コースへ。これでライオネスが二塁から悠々ホームへ還り、打者二人で先制点を奪い取る。

 しかしその裏にすぐさま名古屋が反撃に出る。先頭のわかちゃんがフォアボールで出塁、盗塁を決めてこちらもチャンスを作ると、美咲の内野安打と盗塁もあり二・三塁とチャンスを拡大する。その後ワンアウトとなって小喬に打順が回ると、ナックルカーブを引っ掛けた打球はボテボテのサードゴロ。しかしホームへ突っ込むわかちゃんとサード・大下のホーム返球はわかちゃんの足が僅かに勝ってオールセーフに。野選が記録され、名古屋があっという間に同点とする。さらに一・三塁とチャンスが続く名古屋だったが、後続はレフト・野村のファインプレーもあってこの回は1点止まりとなる。

 それでも名古屋は3回、わかちゃんと美咲の連打・盗塁で再び二・三塁のチャンスを作ると、ワンアウトとなって再び打席には小喬。ストレートを捉えると、二遊間の当たりは惜しくもショートゴロとなるが、この間にわかちゃんがホームに還り、勝ち越し点を奪うことに成功する。

 試合は名古屋リードで中盤戦に突入。すると5回、一気に試合の流れが変わる出来事が。名古屋は二本のヒットとフォアボールでワンアウト満塁とすると、小喬・湯根の連続タイムリーで3点を奪取。その後ツーアウト一・ニ塁として連城のセンターフライがタイムリーエラーとなって1点が転がり込むと、最後は福井が右中間へ走者一掃のタイムリーツーベースヒットを放って2点を追加。この回一気に6点を奪うと、次の6回にも小喬が二打席連続のタイムリーで1点を加え、試合の優位を確実にしていく。

 大きく突き放された福岡は苦戦を強いられた間原の後を受けた名古屋リリーフに対し、7回に射干玉のタイムリーツーベースヒットで1点、8回にも白鷺流がバックスクリーンへプロ初アーチとなる2ランを叩き込んで点差を縮めていくが、5回の6失点を跳ね返すには至らず試合はそのまま終了。中盤の猛攻で試合を決めた名古屋が連勝を決めた。 

責任投手・本塁打

[勝] 間 原 1勝
[S]
[敗] 大 代 1敗
[本] 白鷺流 1号

試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2025年04月07日 23:29