スコア
シンデレラ・リーグ公式戦 名古屋-福岡2回戦 パロマ瑞穂スタジアム(名古屋1勝1敗)
福 岡 030 001 200 1-7
名古屋 021 102 000 0-6
(福)坂崎、馬殿、H石塚、H祝部、○東和、S清水-比嘉、大下
(名)森次、琴吹み、H不知錐、H豊川、●小坂-武田
戦評
名古屋先発は森次、福岡先発は坂崎。
両チームの試合は今節も荒れ気味の立ち上がりとなる。まず2回、福岡は先頭のHARUMIがヒットで出塁すると、続く緋崎が森次のやや甘く入ったストレートに反応。しっかりバットで捉えた打球がセンター方向への大飛球となると、そのままバックスクリーンへ飛び込む2ランホームランに。強烈な一撃で先制点を奪うと、この回はさらにアシュリーもストレートをバックスクリーンへ放り込む嬉しいプロ初のソロアーチも飛び出し、合わせて3点を奪い取る。
しかし名古屋もすかさず反撃に。その裏、連城とイビルアイの長短打でツーアウトながら一・三塁とすると、真弓が坂崎の変化球を捉えて右中間へ。これが長打コースとなると、三塁ランナーに続き一塁ランナーもホームへ還り、2点を奪い返す。
一点差に追い上げた名古屋は勢いそのままに続く3回、先頭の小喬がストレートをレフトスタンドへ叩き込むソロアーチを放って同点に追いつくと、4回にはツーアウト一・三塁から美咲がライト前へタイムリーヒットを放ち、試合をひっくり返すことに成功する。
試合は名古屋リードで後半戦に突入。しかしすぐの6回、福岡は相手のエラーからツーアウト二塁と同点のチャンスが転がり込むと、今日ホームランを放っているアシュリーが今度はスライダーに上手く合わせてライト前へ運ぶ。このヒットで緋崎の代走で出ている長谷川が一気にホームへ還り、同点に追いつく。
しかし名古屋はその裏、真弓・小喬のヒットを起点にツーアウト二・三塁とすぐさま勝ち越しのチャンスを作る。ここで武田が福岡二番手・馬殿のストレートを弾き返すと、打球は一・二塁間を破るタイムリーヒットに。これが走者一掃となって2点の勝ち越しに成功する。
だが福岡は7回、ワンアウトからライオネスがフォアボールと盗塁でチャンスを作ると、3番・大下が名古屋二番手・
琴吹海奈のスラーブをジャストミート。この打球がセンターへ飛んでいくと、飛距離を大きく伸ばしたボールはフェンスを越えてホームランに。この一発で福岡が再び試合を振り出しに戻す。
追いつかれた名古屋は8回にワンアウト一・二塁、9回にはノーアウト一・三塁と立て続けにチャンスを作っていくが、福岡リリーフを打ち崩せず試合は延長へ。するとその10回、絶体絶命のピンチを切り抜け続けた福岡は先頭の野村が名古屋五番手・小坂のナックルを捉えてライト線を破るツーベースヒットを放ち勝ち越しのチャンスを作る。その後進塁打で三塁へ進むと、HARUMIのセンターフライの間にホームへ還り、ついにリードを奪い返すことに成功する。勝ち越した福岡は10回裏を清水が三人で抑えてゲームセット。土俵際で踏みとどまった福岡が逆転で大きな勝利を収めた。
責任投手・本塁打
[勝] |
東 和 |
1勝1敗 |
[S] |
清 水 |
2S |
[敗] |
小 坂 |
1敗 |
[本] |
緋 崎 |
1号 |
|
アシュリー |
1号 |
|
小 喬 |
1号 |
|
大 下 |
2号 |
試合詳細
打撃成績
守備成績
投手成績
最終更新:2025年04月11日 17:55