2025年4月13日 大阪-名古屋1回戦

スコア

シンデレラ・リーグ公式戦 大阪-名古屋1回戦 阪神甲子園球場(大阪1敗)
名古屋 032 023 000-10
大 阪 100 010 000-2
(名)○霧原、ジュリア、坂野、安居-武田
(大)●今村、桐音、守藤、アニス、樋口、手銭-川谷、浮羽

戦評

 ビジターで連勝を納めてホームへ戻ってきた大阪、名古屋とのカードでさらに連勝を伸ばせるか。大阪先発は今村、名古屋先発はドラフト1位ルーキーの霧原。

 試合はまず大阪が霧原にプロの洗礼を浴びせる。初回、先頭の宮本がフォアボール、続く森がセンター前ヒットを放ちいきなり一・二塁のチャンスを作ると、この場面で赤弘がストレートを捉えた打球はサード頭上を越える鋭いライナーに。この長打で宮本がホームへ還り早々に1点を先制する。さらに畳みかけたい大阪はこの後ノーアウト満塁とするが、霧原の前に連続三振を奪われるなど後続の三人が凡退し、結局この回は1得点止まりとなる。

 すると2回、今度は大ピンチを最少失点に抑えた霧原に応えようと名古屋の打線が奮起する。イビルアイ・武田の連打で同点のチャンスを作ると、湯根が今村の変化球を捉えた打球は右中間を破る長打コースに。これが走者一掃のタイムリーとなって2点を奪い逆転に成功すると、その湯根をルーキーの磯がセンター前ヒットでホームへ迎え入れて3点目を奪う。

 名古屋打線の勢いはまだ止まらない。3回には足を絡めた攻撃で美咲・イビルアイの連続タイムリーで2点を奪えば、5回にはワンアウト二塁から武田がレフトスタンドに2ランホームランを叩き込む一発攻勢など、様々な攻め手で追加点を奪い、試合の優位を固めていく。

 一方でこれ以上の失点は許されない大阪は5回、先制タイムリーを放っている赤弘が霧原のVスライダーを捉えると、打球はバックスクリーンまで一直線に飛んでいくソロホームランに。意地の一発で点差を5点に縮めていく。

 しかく直後の6回、名古屋はツーアウト二塁から武田が大阪三番手・守藤のストレートを捉えると、打球は再びレフトスタンドに消えていく2ランホームランに。二打席続けての一発でさらにリードを広げると、続いてこちらもルーキーの福井がマウンドに上がったばかりのアニスのストレートをバックスクリーンへ叩き込み、チーム10得点目となる1点を奪う。

 先輩・同期の頼もしい援護を受けた霧原は6回を投げて2失点の内容で勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りると、7回以降は三投手のリレーで大阪の反撃を許さずに逃げ切り試合終了。18安打10得点の快勝で名古屋が再び貯金を1とした。

責任投手・本塁打

[勝] 霧 原 1勝
[S]
[敗] 今 村 1勝1敗
[本] 武 田 1号
赤 弘 1号
武 田 2号
福 井 1号

試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2025年04月14日 19:18