スコア
マーメイド・リーグ公式戦 熊本-広島1回戦 リブワーク藤崎台球場(熊本1敗)
広島 300 021 001-7
熊本 000 001 212-6
(広)○竹中、H関、H矢作、Sルクレツィア-涼宮、小岩井
(熊)●皇、聖、前平-綾茂、エヴァ
戦評
今季のホーム開幕戦を迎えた熊本は首位の広島との一戦に臨む。熊本先発は皇、広島先発は竹中。
試合は首位を走る広島が早々とペースを掴む。初回、エラーで出たランナーを一人置いて打席には涼宮。皇の甘く入ったシュートを捉えると、打球はセンター頭上を悠に越えるアーチを描いてバックスクリーンへ。この一発で広島が2点を先制すると、この後にフォアボールと連打で満塁のチャンスを作って中桐のレフト前へのタイムリーヒットで1点を加えるなど、序盤から3点のリードを奪う。
早速の援護を受けた広島先発・竹中は味方の勢いに乗ったピッチングを披露。熊本打線を相手に三塁を踏ませない内容で序盤・中盤と0点に抑えていく。
良い流れに乗った広島はこのあとも着々と追加点を奪っていく。5回にマリオがバックスクリーンに2ランホームランを叩き込んで中押しすると、6回には三連打で満塁として涼宮の内野ゴロの間に1点を奪うなど勝利へ向けて順調に足固めをしていく。
しかし後半、ここでついに熊本打線が目を覚ます。6回に小師のスクイズで1点を返すと、7回には神宮と右川のタイムリーヒットで2点、8回も綾茂がタイムリーヒットを放って1点を奪うなど、3イニング連続の得点で一気に二点差に追い上げる。
迫る熊本に対して広島は9回、稲垣が内野安打で出塁すると前平の暴投で二塁へ進塁。得点のチャンスが転がり込むと、地下がカットボールをしぶとくライト前へ弾き返す間に稲垣がホームへ還り、貴重な1点を追加する。
3点のリードを奪った広島は矢作を投入して逃げ切りを図るが、熊本もまだまだ意地を見せる。ヒットとデッドボール、野選で満塁とすると、左田が変化球を三遊間深いところまで運んでタイムリー内野安打として1点を追加。さらに続くマルティネスが押し出しのフォアボールを選び、ついに一点差とする。一気にサヨナラなるかと思われた試合だったが、広島はこの大ピンチにルクレツィアを投入すると、熊本の代打攻勢を浅いライトフライで次々と打ち取り、わずか1点となったリードを守り切ることに成功。広島が快勝ムードから一転したものの、ルクレツィアの好救援もあって連勝を3に伸ばした。
責任投手・本塁打
[勝] |
竹 中 |
1勝 |
[S] |
ルクレツィア |
1S |
[敗] |
皇 |
1敗 |
[本] |
涼 宮 |
1号 |
|
マリオ |
2号 |
試合詳細
打撃成績
守備成績
投手成績
最終更新:2025年04月14日 19:26