スコア
交流戦 大阪-横浜1回戦 阪神甲子園球場(大阪1勝)
横浜 000 000 020-2
大阪 000 000 21X-3
(横)八名瀬、●椎名-小山内
(大)○小動、S川澄-川谷
戦評
連敗中の両チーム、負のムードから抜け出せるのはどちらか。大阪先発は小動、横浜先発は八名瀬。
試合は小動と八名瀬の白熱した投手戦が展開される。大きなピンチは小動が2回に背負ったノーアウト二塁のみ、それ以外のイニングは両者二塁を踏ませない投球で相手打線を寄せ付けず、無得点のまま中盤まで試合が進んでいく。
しかし7回、この引き締まった勝負の均衡がついに破られる。大阪は先頭の赤弘がセンターオーバーのツーベースヒットを放ち、この試合初めて得点圏へランナーを進める。さらに国崩が内野安打で繋いで一・三塁とチャンスを広げると、続く嘉祥寺がストレートを弾き返した打球はレフト前へ。これがタイムリーとなって大阪が1点を先制する。大阪はさらにこの後満塁として、浅村のタイムリーヒットでもう1点を奪い、2点のリードを得る。
だが8回、今度は横浜が反撃に出る。この回先頭の小山内が小動の甘く入ったストレートを痛打すると、打球はグングン伸びてバックスクリーンへ。このソロホームランですぐさま一点差とすると、この後東雲のヒットを起点にツーアウト一・三塁として代打・神崎。ストレートを打ち返した高いバウンドのサードゴロを内野安打とする間に三塁ランナーが生還、同点に追いつくことに成功する。
この一歩も譲らない試合に終止符が打たれたのは、その裏の大阪の攻撃。先頭の代打・浮羽が内野安打で出塁すると、代走の小瀬村が二盗を決め得点圏に。控えの選手達がチャンスを作ると、国崩がストレートを弾き返した打球はショートの頭を越えてレフトへ。これがタイムリーとなって大阪が再びリードを奪うと、最後は川澄が味方の堅守をバックに9回を三者凡退で抑えてゲームセット。大阪が横浜の追撃を振り切り連敗を3で止めた。
責任投手・本塁打
[勝] |
小 動 |
1勝 |
[S] |
川 澄 |
5S |
[敗] |
川 澄 |
1敗 |
[本] |
小山内 |
1号 |
試合詳細
打撃成績
守備成績
投手成績
最終更新:2025年05月12日 03:21