スコア
交流戦 東京-熊本1回戦 楽天モバイルパーク宮城(東京1敗)
熊本 010 001 114-8
東京 002 100 030-6
(熊)曙川、聖、○奥田、S川村-綾茂、エヴァ
(東)永井、饗庭A彩、H大野、紫都香、●長峰、海堂-成岡
戦評
東北の地で今季初の連勝を懸け、熊本と対峙する東京。東京先発は永井、熊本先発は曙川。
試合の均衡はビジターの熊本が破る。2回、ワンアウトで松本が打席に入ると、永井のストレートを捉えた打球はセンター方向へ。センターが追って行くがボールはそのままフェンスを越えていくソロホームランとなり、熊本が1点を先制する。
早い回でリードを許した東京だったが、すぐに主導権を奪い返す。3回、フォアボールと選んだ丸山が盗塁と送りバントで三塁へ進むと、夢野が曙川のシンカーをライト前へ運ぶ間にホームへ還ってまず同点に追いつく。さらにこの後満塁とすると、エル・ステラが縦の変化球を見極めて押し出しのフォアボールを選び逆転に成功する。さらに4回には秋田のタイムリーヒットで1点を加えてさらにリードを広げていく。
しかし後半に入ると今度は熊本がペースを奪い返す。6回、ノーアウト三塁から並中の犠牲フライで一点差とすると、7回には永井から代わった饗庭A彩のスライダーを左田がバックスクリーンへ叩き込んで同点に。そして続く8回にはワンアウト三塁として代打・右川がライトへきっちり犠牲フライを決めて逆転に成功する。
逆転を許した東京だったがその裏、意外な試合展開を迎える。制球が定まらない熊本二番手・聖から三者連続のフォアボールで満塁のチャンスが転がり込むと、急遽リリーフに入った奥田のフォークを新加入の成岡がレフト前に弾き返すタイムリーヒットで同点に追いつく。さらに続く満塁のチャンスで秋田がライト前へ2点タイムリーヒットを放ち、この回3点を挙げて試合をひっくり返す。
一方、まさかの展開で後が無くなった熊本は9回の攻撃に懸けるが、先頭が打ち取られ試合終了まで残りのアウトは二つに。しかしこの土壇場から熊本が底力を見せる。左田が東京五番手・長峰のストレートに対してバットを振り抜くと、豪快に引っ張った打球は真っすぐスタンドへ。今日二本目の一発で一点差とすると、小師が内野安打で繋いでバッターは先制アーチを放っている松本。真ん中に入ってきたストレートを捉えると、センターへの大きな飛球は失速することなくバックスクリーンへ。この逆転2ランホームランで熊本が窮地を脱すると、さらに羽生がダメ押しの一発をバックスクリーンへ打ち込み4点目。怒涛の3ホームランで2点のリードを奪った熊本は、最後を川村がピンチを背負うが0点に抑えてゲームセット。両チーム二桁安打のシーソーゲームは試合は熊本の意地が上回る結果となった。
責任投手・本塁打
[勝] |
奥 田 |
1勝 |
[S] |
川 村 |
2S |
[敗] |
長 峰 |
1敗2S |
[本] |
松 本 |
2号 |
|
左 田 |
2号 |
|
左 田 |
3号 |
|
松 本 |
3号 |
|
羽 生 |
1号 |
試合詳細
打撃成績
守備成績
投手成績
最終更新:2025年05月12日 03:30