スコア
交流戦 広島-大阪1回戦 MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島(広島1勝)
大阪 000 000 400-4
広島 012 000 70X-10
(大)今村、守藤、●掛、桐音、アニス-川谷
(広)立花レイ、関、○小椋、アイシャ-小岩井、涼宮
戦評
3連勝中の広島と2連勝中の大阪、さらに勝ち星を積み重ねられるのはどちらのチームか。広島先発は立花レイ、大阪先発は今村。
試合は好調・広島が主導権を握る。2回、先頭のマリオがレフト前ヒットで出塁すると、続く涼宮がライズボールを捉えた打球は今度は左中間を破る長打コースに。この一打でマリオが一塁から一気にホームへ還り先制点を奪うと、3回には稲垣とマリオにタイムリーが飛び出して2点を追加する。
援護を受けた広島先発・立花レイは5回まで大阪打線に二塁を踏ませない好投。6回には一転してノーアウト満塁のピンチが訪れるが、澤野や濱守の好守備もあって無失点で切り抜ける。
しかし7回、立花レイが降板したこのタイミングで大阪打線が猛反撃を見せる。先頭の浅村が広島二番手・関の代わり端のストレートを捉えて三塁線を破るツーベースヒットを放つと、ワンアウトから川谷・浮羽が連続タイムリーツーベースヒットで続き2点を返す。一点差となった大阪はさらに稲瀬がカーブを捉えると、これがバックスクリーンへ飛び込む逆転の2ランホームランに。怒涛の長打攻勢で大阪が一気に試合をひっくり返す。
ところがその裏にさらなるどんでん返しが。先頭の濱守が大阪三番手・掛のシンカーをライト前に運んで出塁すると、さらに二者連続のフォアボールもあり満塁に。ここで広島は代打に中桐を送ると、その中桐がスライダーをセンター前に運ぶタイムリーヒットを放ち同点に追いつく。これで勢いづいたか、広島は続く満塁機で稲垣がフォアボールを選んで押し出しの1点を奪い逆転すると、替わった桐音から地下がセンター前へ2点タイムリー、最後はマリオがライトスタンドへ3ランホームランを叩き込み、この回一気に7点を奪って強烈な逆転劇を見せる。
前半以上のリードをこの回で奪った広島は、後の2イニングを小椋-アイシャのリレーで逃げ切って試合終了。圧巻の大逆転劇で広島が4連勝を決めた。
責任投手・本塁打
[勝] |
小 椋 |
2勝 |
[S] |
|
|
[敗] |
掛 |
1敗 |
[本] |
稲 瀬 |
1号 |
|
マリオ |
7号 |
試合詳細
打撃成績
守備成績
投手成績
最終更新:2025年05月18日 23:13