2025年6月11日 横浜-札幌4回戦

スコア

マーメイド・リーグ公式戦 横浜-札幌4回戦 横浜スタジアム(横浜1勝3敗)
札幌 000 020 040 01-7
横浜 010 100 220 00-6
(札)唐澤、シンシア、鷹司、水崎、H斉藤、Hエリカ、○西園寺、S鳴海渚-上野、当銘
(横)広瀬、椎名、ダルフ、Hキャリオン、H浜野、●櫻井-小山内、高城

戦評

 横浜先発は広瀬、札幌先発は唐澤。

 試合は横浜が先手を奪う。2回、ワンアウトから笹田が唐澤のカットボールを捉えると、レフトへの大飛球はそのままスタンドに飛び込むソロホームランに。この一発で横浜が先手を奪うと、4回にはワンアウト三塁のチャンスに姫島が犠牲フライを決めて1点を追加する。

 しかし5回、今度は札幌が反撃に出る。フォアボール三つでツーアウトながら満塁のチャンスが転がり込むと、礒江が広瀬のシュートを捉えた打球はレフト線へ。これが長打コースとなると、ランナー二人がホームへ還って同点に追いつくことに成功する。

 振り出しに戻った試合が再度動いたのは7回。横浜はワンアウトから東雲が右中間を破る長打で三塁まで進むと、続く宮島が三遊間深いところへのタイムリー内野安打を放ち勝ち越しに成功する。さらにこの後ツーアウト二塁とすると、先制ホームランの笹田が今度はライト線を破るタイムリーツーベースヒットを放ち追加点を奪う。

 再び2点のビハインドを背負った札幌だったが直後の8回、ツーアウトから三連打で満塁とすると、続く興楽が横浜二番手・椎名のストレートを捉えた打球はセンターへ。大きなアーチを描いた打球はそのままバックスクリーンを直撃する満塁ホームランに。興楽がプロ入り初アーチが値千金の一発となった札幌が一気に試合をひっくり返してみせる。

 一転して窮地に立たされた横浜はその裏、先頭の姫島がヒットで出塁すると、高城が送りバントを決めて二塁へ。このチャンスに代打・立花が送られると、札幌四番手・水崎のストレートを捉えた打球はレフト前へ。このタイムリーで一点差とすると、この後ツーアウトながら二塁と同点のチャンスに東雲。ストレートを引っ張った打球が一・二塁間を抜けると、これで二塁ランナーがホームへ生還して6-6の同点に追いつく。9回はお互いに得点が入らず、試合は延長戦へ突入する。

 二試合続けての延長戦は11回に明暗が。10回のサヨナラのピンチを凌いだ札幌は、ワンアウトから礒江が横浜六番手・櫻井のシュートを弾き返してレフト線を破る長打で二塁へ進むと、この後一・二塁として7番・坂城。スローカーブを打ち返すと、打球はライト線を破る長打に。これで二塁ランナーが生還して貴重な1点を奪い取る。一方の横浜はその裏、三つのフォアボールで満塁のチャンスが転がり込むが、最後は鳴海渚がどうにか踏ん張って0点に抑えて試合終了。札幌が二試合続けての延長ゲームを制して連勝となった。

責任投手・本塁打

[勝] 西園寺 2勝1敗
[S] 鳴海渚 1勝1敗1S
[敗] 櫻 井 2敗
[本] 笹 田 2号
興 楽 1号

試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2025年06月12日 23:17