2025年6月29日 熊本-福岡3回戦

スコア

交流戦 熊本-福岡3回戦 (熊本1勝2敗)
福岡 100 100 612-11
熊本 000 000 000-0
(福)○木幡、野留加、東和、御剣-マルティネス、綾茂
(熊)●曙川、奥田、前平、藤、末永、瀬戸-比嘉、大下

戦評

 混戦の渦中にある熊本はシ・リーグ首位の福岡との九州ダービーに挑む。熊本先発は曙川、福岡先発は木幡。

 試合は初回から動きを見せる。福岡は先頭のライオネスが曙川の変化球を流し打つと、この強烈な打球が三塁線を破る長打コースに。このヒットで二塁を陥れ早速のチャンスが転がり込むと、続く野村がストレートを上手く捉えてレフト前へ。このヒットがタイムリーとなって福岡が1点を先制する。

 福岡はさらに4回にも追加点を奪う。ワンアウトからHARUMIはストレートを捉えると、大きなアーチを描いて打球はバックスクリーンへ。強烈な一発で1点を追加してさらに試合を優位にする。

 味方の援護に福岡先発・木幡も好投で応える。ピンチらしいピンチは3回のツーアウト二・三塁のみと熊本打線に反撃のチャンスをほとんど作らせず、ゲームをしっかりと作っていく。

 そして7回、福岡がこの攻撃で試合を決定づける。まずワンアウト二塁のチャンスから緋崎が熊本二番手・奥田のストレートをレフト前に運ぶタイムリーヒットを放って1点を追加すると、続いて作った一・二塁のチャンスで野村が替わった前平のカットボールを捉えた打球はライトへの大きな当たりに。この大飛球がそのままスタンドに飛び込む3ランホームランとなって追加点を奪うと、最後は再び作った一・二塁の場面で射干玉が左中間を破る走者一掃のタイムリーツーベースヒットを放ち2点を加え、この回一挙に6点を奪う。

 福岡の勢いはなお止まらず、8回に満塁から暴投で1点を加えると、9回にも栗林が2ランホームランを放つなど、13安打11得点の猛攻で大差を付けて逃げ切り試合終了。福岡が大勝で久しぶりの勝利を手に入れた。

責任投手・本塁打

[勝] 木 幡 4勝
[S]
[敗] 曙 川 2勝3敗
[本] HARUMI 5号
野 村 2号
栗 林 3号

試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2025年07月01日 14:31