2025年7月6日 名古屋-熊本3回戦

スコア

交流戦 名古屋-熊本3回戦 きたぎんボールパーク(名古屋2勝1敗)
熊 本 012 000 000-3
名古屋 010 000 010-2
(熊)○皇、S川村-綾茂
(名)●琴吹ひ、坂野、小坂、琴吹み-武田

戦評

 上位追撃へお互いに負けられない両チーム。名古屋先発は琴吹陽奈、熊本先発は皇。

 試合はまず熊本が先手を奪う。2回、ツーアウトで円谷に打席が回ると、琴吹陽奈のチェンジアップを捉えた打球はセンター方向への大飛球に。センターが追うがボールはそのままフェンスを越えるソロホームランとなって熊本が1点を先制する。

 しかし名古屋も裏の攻撃で即座に反撃する。フォアボールとヒットでツーアウトながら一・二塁とすると、磯が皇の甘く入ったカットボールを捉えて三遊間を破るヒットを放つ。このヒットで二塁ランナーがホームへ還るタイムリーとなって名古屋が同点に追いつく。

 だが追いつかれた熊本もすぐさま名古屋を引き離しにかかる。続く3回、猫街が内野安打で出塁すると、続く七五三がストレートを引っ張った打球は右中間へ。この大きな当たりが僅かにスタンドに届かないもののフェンス直撃の長打になると、猫街がホームへ還って勝ち越しに成功、七五三も三塁を陥れて追加点のチャンスメイクを果たす。その七五三を左田がセンターへの犠牲フライでホームへ還してもう1点を追加する。

 再びの打線の援護に熊本先発・皇も力投で応える。4回からはヒットも許さない素晴らしい投球を見せ、終盤まで熊本ペースで試合が進んでいく。

 しかし名古屋も最後の意地を見せる。8回、先頭の美咲が内野安打からの盗塁を決めて序盤以来の得点機を演出すると、続く大喬がストレートをライト前に運ぶタイムリーヒットを放ち、一点差に。さらに9回には皇からバトンを受けた川村に対し、フォアボールとヒット、野選でツーアウト満塁と一打サヨナラのチャンスを作り出す。しかし美咲がスライダーを捉えた打球は、レフトの七五三の好守備に阻まれて逆転は実らずゲームセット。熊本が序盤の3点をどうにか守り切って勝利を飾った。

責任投手・本塁打

[勝]  皇  1勝2敗
[S] 川 村 1敗7S
[敗] 琴吹ひ 1勝3敗
[本] 円 谷 1号


試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2025年07月07日 22:36