2025年8月31日 大阪-名古屋7回戦

スコア

シンデレラ・リーグ公式戦 大阪-名古屋7回戦 京セラドーム大阪(大阪2勝4敗1分)
名古屋 010 110 000 1-4
大 阪 011 000 001 0-3
(名)間原、H霧原、不知錐、〇手銭梓、S安居-武田
(大)阿佐野、樋口、桐音、●マキシ・トワ-川谷

戦評

 プレーオフへマジック1の大阪は黒星が先行している名古屋に勝利し、その切符を掴めるか。大阪先発は阿佐野、名古屋先発は間原。

 今日の試合で先制したのは名古屋。2回、ツーアウトからイビルアイが阿佐野のスライダーを完璧に捉えると、センターへの大打球はフェンスをものともしないアーチを描いたソロホームランとなり、景気良く1点を先制する。

 だがプレーオフが懸かっている大阪はその裏、ワンアウト一・二塁のチャンスから相手のタイムリーエラーで同点に追いつく幸運を見せると、続く3回にはノーアウト一塁から川谷が間原の変化球を捉えた打球が右中間を破る長打コースに。この当たりで一塁ランナーの森が一気にホームへ生還し、逆転に成功する。

 しかし名古屋もただでは終わらない。4回、美咲のフォアボールと盗塁を起点にツーアウトながら一・三塁とこちらも同点のチャンスを作ると、イビルアイがシンカーを弾き返した打球は三遊間を破るタイムリーヒットに。これで同点に追いつくと、続く5回には同点の起点となった美咲が勝ち越しとなるタイムリーツーベースヒットを放ち、再び大阪の前へ出る。

 その後は名古屋1点リードのまま最終回へ。このままゲームセットか、と思われたが大阪が意地を見せる。先頭の濱口がセカンドへの内野安打で出塁すると、代走の小瀬村が盗塁を決めて二塁へ。この大きなチャンスに宮本が名古屋三番手・不知錐のストレートを捉えると、打球はレフト線を破る長打に。これがタイムリーとなって大阪が土壇場で試合を振り出しに戻す。しかし続くチャンスで後続が倒れてサヨナラ勝利へは至らず、試合は延長へ突入する。

 その延長に入ってすぐの10回、名古屋は先頭の美咲が大阪四番手・マキシ・トワのストレートを捉えて左中間を破るツーベースヒットを放つと、続く小喬がこれもストレートをヒッティング。この打球がサード後方へ落ちるヒットになると、この間に美咲が二塁から一気にホームインを果たし、三度リードを奪うことに成功する。このリードを最後は安居が無失点で抑えて守りゲームセット。名古屋の早め早めの反撃が功を奏して連勝を3に伸ばした。

責任投手・本塁打

[勝] 手銭梓 4勝
[S] 安 居 1勝1S
[敗] マキシ・トワ 2勝2敗
[本] イビルアイ 12号

試合詳細

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打撃成績

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守備成績

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投手成績

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最終更新:2025年09月02日 01:39