スコア
オープン戦 福岡-横浜 福岡 ヤフオク!ドーム
横浜 200 220 000-6
福岡 300 002 20X-7
(横)法条、Hサンダース、H釜石、●久木野、唯川-真中、高城
(福)高島、○力田、H猪狩、S御剣-二神
戦評
福岡はローテ入りを目指す速球派・高島が先発。横浜は対照的に技巧派のルーキー・法条を起用した。
初回、横浜は2アウトから連続ヒットで今季大注目のアレックスに繋ぐと、高島の甘く入ったストレートを捉える。一塁ランナー豊川の激走もあり、いきなりのツーベースで2点を先制する。
いきなり援護をもらった法条だがその裏、先頭打者の四之宮にホームランを許すと続く長見根のライトフライを野手1年目・伊達成がファンブルと間の悪い立ち上がり。福岡はその隙を見逃さず、長見根が盗塁で得点圏へ進むと大友がセンターオーバーのツーベースで同点。その後久万野がタイムリーを放ち逆転に成功する。
次に試合が動いたのは4回表。横浜打線がしぶとくランナーを溜め、満塁のチャンスでバッターは雨笠。またも高島のストレートを狙い打つ!センター前タイムリーで追いつき、続く蓬莱が押し出しで再逆転。5回までの登板となった高島は、その5回にも善行寺晴・真中の連続タイムリーを浴びて計6失点。速球の使い所とピンチ後の対応に課題を残した。
中盤戦は新戦力が躍動。横浜は4回から投手をサンダースにスイッチすると、途中自らの暴投や四死球でピンチを招くも2回無失点。福岡は6回からの登板となった力田が得意の超スローボールで横浜打線を封じ込めた。
福岡の反撃は6回、3番手・釜石からチャンスを作り二神、鏡寺と単打を重ねて1点差に詰め寄る。続く7回には後を受けた久木野の失投を、守備固めで4番に入っていた日野が振り抜きレフトスタンドへ!再々逆転のツーランで試合を引っ繰り返す。
その後は1点をリードする福岡が方程式を投入して逃げ切りを計る展開。8回の猪狩は三者三振と圧巻のピッチング。9回の御剣には横浜のクリーンナップが牙を剥き満塁にまで追い詰めるが、なんとか凌ぎ切り無失点。福岡が4度目かという逆転劇を最後の最後で食い止め、シーソーゲームを制した。
福岡はパワーヒッターの仕上がりが良く、7回に見せた代走・廖の三盗など足を絡めた攻撃も幾度か試した。守備でもファインプレーが数多く飛び出し味方投手陣を援護した。
横浜は豊川が猛打賞を記録するなどクリーンナップが好調だったが、投手陣が打ち込まれる展開が目立った。8回の唯川を含め新加入の選手を1試合で全員起用し、調整具合を測る絶好の機会となった。
責任投手・本塁打
[勝] |
力 田 |
(1勝) |
[S] |
御 剣 |
(1S) |
[敗] |
久木野 |
(1敗) |
[本] |
四之宮 |
1号①(法 条) |
|
日 野 |
1号②(久木野) |
試合詳細
打撃成績
投手成績
最終更新:2015年03月01日 18:01