2015年3月8日熊本-横浜オープン戦

スコア

オープン戦 熊本-横浜 藤崎台県営野球場
横浜 000 453 000-12
熊本 100 000 105-7
(横)○野村、真喜城、佐々羅、小坂、久木野-高城、真中
(熊)ナージャ、●牛島、堤口、曙川、牧野、アリス、真壁-四五七、猪狩

戦評

 熊本が同リーグの横浜をホームに迎えての一戦。先発はナージャと野村、互いに昨年の主力選手を投入した。

 初回、まずは横浜の先頭打者・三柴がヒット。続く池咲がバントの構えを見せるが、ナージャがこれをうまく躱して三振。なおも戸塚が得点圏のチャンスを作るが、4番の豊川はサードゴロの併殺。
 熊本は積極走塁を見せる。水沢、姫ノ島がヒットで一塁に進むとともに盗塁にチャレンジ。これを姫ノ島が成功して二塁に着くと、大塚がライト前へ先制のタイムリー!野村の弱点であるクイックを突き熊本がまずは1点を取る。
 ナージャは2回に単打と四球で満塁のピンチを背負うが、三柴を完璧な配球で打ち取り三者残塁。3回も先頭打者を出すものの、四五七の強肩による盗塁阻止が機能し追撃を許さず。3回無失点でマウンドを降りる。

 そのナージャに代わり登板した牛島だが、この4回から横浜打線が繋がり出す。単打と犠打でチャンスを作り、宮本がレフト前に落として同点。この辺りから牛島の制球が乱れ、中々立て直せないまま満塁のピンチ。スライダー主体の投球に切り替えるが、池咲がそれを捉えると打球は右中間へ!走者一掃のツーベースで一挙に3点をリードし横浜が逆転する。
 5回も勢いに乗るのは横浜。ツーアウト2塁から直球が高く入ると、宮本がバックスクリーン直撃の2ラン!さらに単打で繋ぎランナーを二人置くと、戸塚もセンター方向へ3ラン!9-1と大差をつけ牛島をノックアウトする。
 一方2回からの野村は安定したピッチング。盗塁にも慣れてきたか、バッテリーの高城と連携し2連続で盗塁を防ぐなど5回1失点。勝ち投手の権利を得て降板する。

 6回の熊本は5回に緊急登板を務めた堤口が回跨ぎ。しかし堤口も先頭から4連打を浴び2失点。ノーアウトから曙川が本日2人目の緊急登板に向かうが、その間に押し出しで1点が入り12-1。
 オープン戦とはいえ本拠地での大敗は絶対に避けたい熊本は7回、2イニング目の横浜2番手・真喜城から満塁のチャンスを作り、姫ノ島の内野安打で2-12。まず一歩横浜を追いかける。
 迎えた9回裏、今日抑えに回っていた久木野に対し熊本が猛攻を仕掛ける。2人が四球を選ぶと面白いように単打と野選が重なり、常にチャンスを維持した状態で得点を重ねていく。しかし計5打点で、10点差を埋めるには至らず。横浜が冷や汗をかきながらも逃げ切った。

 勝利した横浜はヒット22本と打線が爆発。特に宮本は5打数4安打4打点の大活躍でキャプテンの威光を放った。野村を筆頭に投手陣も好投を見せていただけに、5失点炎上となった久木野は前節の分も含め、開幕までの修正が必要になりそうだ。
 熊本は最終的に15本の安打を放ったが及ばず。今回も先発が無失点の投球を見せたが、中盤に救援投手が試合に入れない中で差がついてしまった。そんな中姫ノ島が6回満塁のピンチでライナーの当たりを好捕。攻撃では先述の内野安打を含む3打点を挙げ気を吐いた。

責任投手・本塁打

[勝] 野 村 (1勝)
[S]
[敗] 牛 島 (1敗)
[本] 宮 本 1号②(牛 島)
戸 塚 1号③(牛 島)

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2015年03月15日 16:57