スコア
オープン戦 横浜-広島 横浜スタジアム
広島 201 100 301-8
横浜 010 000 021-4
(広)○アレッタ、小野塚、白石-城下、高木
(横)●釜石、川浜、小坂、唯川、佐々羅、真喜城、サンダース-透野、久慈、池咲
戦評
初年度覇者横浜が前年度覇者の広島をホームに迎えての一戦。横浜は4年目の釜石、広島は3年目のアレッタと一芸に長けた投手が先発した。
初回は広島ペース。先頭打者の芝原が三塁打を放ちチームをもり立てると、2アウトから4番・宮瀬が釜石のシュートを真芯で捉える!打球はフェンスを越えツーラン、広島が2-0と先制する。
2回裏、横浜も2アウト1・2塁から雨手内がタイムリーを決め1-2と迫る。なおも2アウト1・2塁で三柴の打球は左中間へ、しかしショートの茂部が飛びつきこれをキャッチ!先発起用の守備職人がこのイニング2度の超反応を見せ同点弾を阻止する。
好プレー連発で勢いに乗る広島は3回、上位打線がチャンスを作りまたも打席は宮瀬へ回る。今度は外へ逃げる球をうまく当ててライト前へ!タイムリーヒットで3-1と広島がまた一歩前に出る。
さらに広島の攻撃は4回、釜石を2アウト満塁にまで追い詰め、押し出しで1点を追加。蓬莱のファインプレーで大量失点は逃れるが、横浜は中盤で3点のビハインドを背負う苦しい展開に。
制球に手を焼くアレッタからなんとか点を返したい横浜だが、荒れ球になかなか手を出すことができない。アレッタは終盤の3回を三者凡退で切り抜け、7回1失点でマウンドを降りる。
広島は6回の守備から昨年の主力野手が続々と登場。すると直後の7回、3番手・小坂から久住が逆方向へのソロアーチをお見舞い!さらに青木、小清水、藤瀬が3連続でヒットを放ち一気に畳み掛けると、横浜ベンチは打ち込まれた小坂をすぐさま下げ、唯川に火消しを託す。しかし流れは変えられず高倉が4連続目のヒットを打ち加点。2アウトから代打を務めた
伊達青葉に対しては佐々羅を送るが、これも実らず押し出しでこの回3点目。7-1で広島がセーフティリードを奪っただけでなく、横浜は1イニングだけで計4人の投手を消費してしまった。
今日も8回からの継投となった広島は、セットアッパーに小野塚を起用。ノーアウトから出塁を許すと、雨笠が直球を豪快に打ち返し反撃のツーランを浴びる。その後も2アウトから連続フォアボールでピンチを作ってしまうなど苦戦した。
しかし攻撃陣が最後まで手を抜かなかった広島。9回には高木のタイムリーで8点目を奪い試合を締める。最後は白石が1失点するも、終わってみれば8-4と倍の得点数で快勝。破竹のオープン戦3連勝を決めた。
広島は4番の重責を果たした宮瀬を始め、野手の得点力が光った。守備ではまたしても先発のアレッタがQSを記録し、かつ7回まで投げ抜く理想的な試合運びを見せた。指揮官は先発の選考に頭を悩ませる事になりそうだ。
横浜は先発の釜石が5回4失点と苦い内容。さらに終盤の連続失点で勝ちの目を消してしまった。1イニング限定となった2番手の川浜は隙を見せない完璧な投球を披露。打では途中出場の雨笠が3打点と大暴れした。
責任投手・本塁打
[勝] |
アレッタ |
(1勝) |
[S] |
|
|
[敗] |
釜 石 |
(1敗) |
[本] |
宮 瀬 |
1号②(釜 石) |
|
久 住 |
1号①(小 坂) |
|
雨 笠 |
1号②(小野塚) |
試合詳細
打撃成績
投手成績
最終更新:2015年03月15日 16:58