2015年3月29日福岡-東京オープン戦

スコア

オープン戦 福岡-東京 福岡 ヤフオク!ドーム
東京 050 011 000-7
福岡 000 530 00X-8
(東)●京良城、星菜、柳生-皇后崎、牧田
(福)○野崎、Hアキラ、H猪狩、S御剣-五五一

戦評

 1勝3敗と、オープン戦の負け越しが確定している両チーム。初戦以来の勝ち星を掴みたい福岡は野崎が先発。4節目で初勝利を挙げ巻き返しを図る東京は京良城を送り込んだ。

 2回、東京は野崎から2つの四球と内野安打で塁を埋め、シャレットが押し出しの四球を選び先制点。なおも満塁の場面で、皇后崎がグランドスラムを放ち5-0!東京が大量点を奪い大きくリードする。
 馴染みの女房役から大きな援護を受けた京良城は2回裏、相坂の落球が絡み1アウト2・3塁のピンチとなるが、後続を打ち取り点を与えない。3回にも福岡打線に連続ヒットを許したが、シャレットの好守備にも助けられ無失点で切り抜ける。

 それでも4回、5点を追う福岡は大友の二塁打から、廖が四球、五五一の速い打球を乙川が弾く失策で1アウト満塁。逆に2回と同じ状況を作り追い込むと、日野が狙ったかのような押し出し四球で5-1とする。動揺が隠せない京良城は次打者の風間にも及び腰での投球を強いられると、ストレートがど真ん中に入り被弾…!前節2本もの本塁打を決めた風間が今日はお返しの満塁ホームランで、ビッグイニングを作り同点とする。
 5点差を追いつかれた東京は5回表、1アウト2塁から秋田のタイムリーで6-5と再度突き放す。福岡・野崎は5回6失点に加え毎回ランナーを出す苦しい投球内容だった。
 その裏、福岡は2アウトから連打で2人が出塁。このピンチにまたもや京良城が制球を乱すと、甘く入った直球に反応した五五一が会心のスリーランで逆転!8-6とし、とうとうリードを奪う。京良城は同じく5回を8失点。エラーの関係で自責点はわずかに3点だが、今日は失投がことごとく仇となった。

 6回、東京は福岡の2番手・アキラから海老名のソロホームランが飛び出し7-8と1点差に迫る。7回にも2アウトから実原、秋田の四球で同点のチャンスを得たが、4番・セナの当たりは日野がファインプレーで阻止。
 最後のチャンスは9回。抑えに上がった御剣から先頭がヒットで出塁すると、1点が欲しい東京は代走の水木を犠打で二塁に進めて相坂、実原での勝負を選択。しかし共に結果は外野フライとなり試合終了。先発が打ち込まれた乱打戦を制し、福岡が久々の勝利を手にした。

 福岡にとっては2試合連続となった乱打戦だが、今日は打線がよく繋がった。野手は風間の2試合連続ホームラン、3度魅せた日野の守備、そして勝ち越し打や3度の刺盗で貢献した五五一など、圧巻である。投手はリリーバーが機能した。
 東京も打席内容では引けを取らなかったが、2度エラーを記録し守備に陰りがあった。投手陣では、今日は中継ぎ登板となった星菜が2回無失点。8回を任された柳生も今日は三者凡退で初戦の鬱憤を晴らした。

責任投手・本塁打

[勝] 野 崎 (1勝)
[S] 御 剣 (2S)
[敗] 京良城 (1敗)
[本] 皇后崎 1号④(野 崎)
[本] 風 間 3号④(京良城)
[本] 五五一 1号③(京良城)
[本] 海老名 1号①(アキラ)

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2015年03月29日 23:55