スコア
シンデレラ・リーグ開幕戦 大阪-東京1回戦 阪神甲子園球場(大阪1勝)
東京 102 002 012-8
大阪 000 321 003X-9
(東)神波、咲良、H柳生、●長峰-碓氷、牧田
(大)羽田、H馴馬、沢渡、○アニス-柳ヶ瀬、ベティ
戦評
シンデレラリーグの開幕戦は大阪と東京のカード。開幕投手は大阪・羽田と東京・神波で、神波は2年連続の選出となった。大阪は1年目の有谷、川浦、移籍組の越谷などが出場。東京も下位打線にルーキーのホーク、小師、碓氷とフレッシュな顔ぶれが並んだ。
試合は1回から白熱の展開。東京は1番・相坂が直球を完璧に打ち返し先頭打者ホームラン!強烈な開幕弾で東京が1点を先制すると、3番・海老名が三塁打でさらにチャンス。しかし、羽田がセナ、乙川を打ち取り1点で乗り切る。
その裏、大阪も反撃。有谷、阪宮のヒットで2アウト1・2塁とするが、5番・ダリアが三振に倒れる。
2回、東京は1アウト2・3塁の絶好機を作り、シャレットが羽田の失投を痛打。だがこのライナーを一塁・鞘ヶ谷がファインセーブ!相坂もゴロに倒れ、追加点は逃す。
3回も東京が攻める。2本のヒットと野選で満塁とし、2アウトから7番・小師がレフトへのタイムリー!このヒットで2人が還り、3-0にリードを広げる。
4回、大阪はダリアが単打、盗塁で2塁に進み、6番・越谷のタイムリーで3-1。さらに2アウトから加賀のヒット、柳ヶ瀬の四球で満塁に持ち込み、カミュの2点タイムリーで3-3の同点とする。
追いついた大阪は5回、2アウト1・2塁からドラ1・川浦がライトへのタイムリー!4-3と逆転に成功。さらに次打者・加賀のライトフライを相坂がお手玉し、タイムリーエラーで5-3とオマケがつく。
東京も6回にすぐさま反撃。ランナーを1塁に置き、こちらもドラ1の碓氷がライトスタンドへ2ラン!大阪は羽田がこの日2本目の被本塁打で5-5と追いつかれてしまう。
6回裏、大阪は1アウト1・3塁のチャンスに4番・阪宮が犠牲フライを決めて6-5。さらにダリアのライトフライを、またもや相坂が落球して2アウト2・3塁のピンチ。しかし神波は越谷もライトフライに打ち取ると、今度こそ相坂がキャッチして凌ぐ。
逃げ切りたい大阪は7回に馴馬、8回に沢渡を投入するが、その沢渡から先頭の5番・乙川がソロホームラン!東京が6-6とまた同点に。
9回表、大阪は延長戦も見据えて川澄を温存し、アニスを起用。だが東京に2アウト3塁のピンチを作られると、海老名がキディングを攻略して2ランホームラン!8-6と大きな勝ち越し点を得る。
9回裏、2点リードの東京は守護神・長峰がマウンドへ。しかし大阪がここで粘りを見せる。ノーアウトからダリア、代打・アリシアが連続四球でランナーを溜めると、1アウトから代打・右川、ベティ、カミュが一挙に3連打!この3安打が全てタイムリーとなり、2点差を引っ繰り返した大阪が9回サヨナラで劇的勝利。まさに甲子園の魔物が牙を剥いたのか、東京は看板選手にまさかの結果が連発しての痛い敗戦となった。
責任投手・本塁打
[勝] |
アニス |
(1勝) |
[S] |
|
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[敗] |
長 峰 |
(1敗) |
[本] |
相 坂 |
1号①(羽 田) |
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碓 氷 |
1号②(羽 田) |
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乙 川 |
1号①(沢 渡) |
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海老名 |
1号②(アニス) |
試合詳細
打撃成績
投手成績
最終更新:2015年04月05日 18:05