2015年4月5日福岡－横浜開幕戦

スコア

リーグ交流戦開幕戦　福岡－横浜１回戦　福岡ヤフオク!ドーム（福岡１敗）
横浜　０２０　００６　１１０－10
福岡　１００　０２０　０００－３
（横）○馬家、小坂、唯川－高城、真中
（福）●高島、アキラ、堀江、持村、力田－五五一

戦評

　交流戦でのシーズンスタートとなった福岡と横浜。福岡は左腕・高島を初の開幕投手に指名した。野手は昨年のレギュラー陣が出揃う中、ドラ1・海月が堂々のラインナップ。横浜の開幕投手は3年連続となる馬家。期待の新人アレックス、蓬莱の2人を上位打線に入れ、野手転向の伊達成はサードで起用した。

　初回、後攻の福岡は盗塁・バントを絡めて1アウト3塁から、3番・四之宮のタイムリー内野安打で早くも先制。さらに1アウト1・2塁とするが、大友、海月は馬家が封じ込めて1-0。

　2回の横浜、和泉がセンターへ強烈なライナーを放ち、海月が捕り損ねて2アウト2塁。このチャンスに続く7番・三柴が直球を思いっきり叩き、逆方向への2ランホームラン！2-1と横浜がリードする。

　5回は福岡が攻勢。戸塚が村坂の打球をこぼして、ノーアウト2塁で反撃の機会を得ると、1番・日野がタイムリーツーベースで2-2の同点。さらに馬家の動揺を突いて2番・風間が甘い球を一閃！これがタイムリースリーベースとなり3-2と福岡が逆転。

　6回表、横浜はルーキーの四球2つと遊撃・日野のエラーでノーアウト満塁の大チャンス。ここで4番・豊川が高島の豪速球を打ち返し、タイムリーで2点を追加！さらに再逆転の直後には、5番・伊達成が豪快な一打でスリーランを放ち7-3！オープン戦でも横浜相手に6失点を喫した高島だが、今回も7失点KOでリベンジはお預け。加えて緊急登板の2番手・アキラに対しても三柴が2号ソロを叩き込み、この回6点で8-3と大きくリードする。

　福岡はその裏、海月のヒットと伊達成の悪送球で2アウト2・3塁。しかし五五一は馬家のストレートに押され三ゴロに倒れる。

　安全圏にいる横浜は7回、またもルーキー2人が四球で塁に出ると、3番手・堀江から豊川がタイムリーヒットで得点し9-3。横浜は8回も手を抜かず、4番手・持村から三柴が二塁打。これを代打・囲がタイムリーで還して10-3とダメ押しする。

　馬家は7回までを投げて3失点の成績。最終9回裏には無名のドラ6・唯川も登板し、福岡打線を三者三振に抑えてゲームセット。横浜が豊川、伊達成、三柴などの打撃で二ケタ得点を挙げ勝利した。

責任投手・本塁打

[勝]	馬　家	（１勝）
[Ｓ]
[敗]	高　島	（１敗）
[本]	三　柴	１号②（高　島）
	伊達成	１号③（高　島）
	三　柴	２号①（アキラ）