2015年4月8日広島-熊本2回戦

スコア

マーメイド・リーグ 広島-熊本2回戦 広島メモリアルスタジアム(広島2勝)
熊本 002 003 001-6
広島 510 020 00X-8
(熊)●ナージャ、曙川、牧野、アリス-猪狩、四五七
(広)○赤田、S十和田-城下、高木

戦評

 2戦目はチームの主軸投手2人が登板。熊本は前節から野手2人を入れ替え、ルーキーの茂木がスタメンに名を連ねた。

 オープン戦では先発登板のなかった広島先発・赤田に対し、熊本は強気のバッティング。初回から3本のヒットを放つが、チェンジアップに狩られた大塚が三振で無得点。

 その裏、熊本先発・ナージャから先頭の青木がホームラン!広島がいきなり先制点を奪うと、その後2アウト満塁から藤瀬のタイムリーで2点目!さらに2つのタイムリーエラーが重なり、熊本はこの回5点を失う。

 失敗を取り返したい熊本は直後の2回、ノーアウトから猪狩のヒット、茂木、井内の四球で満塁の大チャンス。ここで続くトゥーリはスクイズを試みるが追い込まれて三振、横川も併殺で点が取れない。

 重い空気は守備にも影響する。同回裏、ナージャのフォッシュが甘く入り、宮瀬が逆方向へのソロホームラン!広島が怒濤のペースで6点目。

 一方の赤田もピンチを背負い続ける投球が続く。3回、熊本は水沢、武雷がヒットで出塁し大塚がタイムリーでとうとう1点。次の猪狩も繋いで1アウト満塁にし、今度は茂木がスクイズを決めて2-6。2・3塁で井内に回るが、ここはようやく調子を戻した赤田が三振を奪い大量点は回避する。

 次は4回裏、なんとか先発でイニングを稼ぎたい熊本だったが、ナージャが連打を浴びまたもピンチ。伊達を三振にしたまでは良かったが、またも5番・宮瀬に打ちごろの直球を放るとこれも強打!ライト・大塚の頭を超えるタイムリースリーベースで、広島が2点を追加し8-2と再び6点差に。

 追う6回の熊本、トゥーリが2アウトから出塁。続く横川のヒット性の当たりは宮瀬が素早い反応で拾うが、一塁送球が悪送球となって一転広島のピンチに。赤田の動揺を誘うと、ストレートを2番・水沢が仕留めて反撃のスリーラン!チャンスを活かし始め、熊本が5-8と迫る。

 熊本は6回から新加入・曙川を回跨ぎ、7回には左のワンポイントで牧野を投入して広島の加点を防ぐ。8回にも連続登板となったアリスが上位を抑え切った。しかし終盤に来て赤田からは肝心のヒットを打てず、8回まで投げさせてしまう。

 9回、広島抑え・十和田から大塚のタイムリーツーベースで1点を返し、2アウトで一発同点のチャンスを作るが、途中出場の四五七はフライに倒れ逆襲は果たせず。前節とは文字通り"打って変わって"派手な打ち合いを演じたこの試合、5番・宮瀬の活躍が決勝点となり広島が2連勝を決めた。

責任投手・本塁打

[勝] 赤 田 (1勝)
[S] 十和田 (2S)
[敗] ナージャ (1敗)
[本] 青 木 1号①(ナージャ)
宮 瀬 1号①(ナージャ)
水 沢 1号③(赤 田)

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2015年04月23日 14:18