スコア
シンデレラ・リーグ 大阪-東京2回戦 阪神甲子園球場(大阪1勝1敗)
東京 322 130 010-12
大阪 200 023 200-9
(東)○大藤、橘川、H東田、S長峰-碓氷、牧田
(大)●三浦、
相川焔、上条、長良、大和-ベティ
戦評
大阪は前年首位打者の宇佐美を始め4人が新たに先発。東京は先発投手にエリートルーキー・大藤を抜擢して連敗阻止を狙う。
今日の試合も初回から動く。1回表、東京は大阪先発・三浦を攻め立てノーアウト1・2塁から、海老名のライト前タイムリーで1点を先制!さらにセナのサードゴロの間に1点、乙川もタイムリーを放ち3-0とする。
大阪の強力打線も負けじと応戦。1回裏、1アウト満塁の場面を作り、川浦が2点タイムリー!2-3とし、大藤は貰ったリードを1点にまで減らしてしまう。しかし続く1アウト1・3塁のピンチに球磨川を三振!同点は防ぐ。
2回の東京、碓氷の当たりを遊撃・佐屋木が華麗にスルーして出塁。さらにシャレットが二塁打でノーアウト2・3塁となり、相坂の犠牲フライで4-2。さらに秋田のゴロをベティが捕球するが、送球がそれて1アウト1・3塁。三浦が好投するも海老名に外野まで運ばれ、この回2本目の犠牲フライで5-2。東京のリードはまた3点に。
3回、東京は1アウト2塁のチャンスに、ドラフト外・小師が会心の一発!バックスクリーンへのツーランで7-2と安全圏に。
完全に東京に攻略されてしまった三浦は4回途中、セナのソロホームランで8点目を奪われた所で降板。2番手・相川焔にスイッチした。
しかしその相川焔も東京打線を止められない。回跨ぎの5回、碓氷にツーランホームランを許すと、2アウトから秋田にもソロを浴び3失点。2度目の緊急継投で3番手・上条が登板する形に。
一方東京の大藤も大乱調。諦めない大阪は5回、ランナーを置いて鞘ヶ谷のツーランで4-11。
さらに6回、コントロールが定まらない大藤は先頭に2連続で四球を与える。一度はなんとかスライダーで三振をとるが、花園、宇佐美に連続の死球…!これで押し出しとなり、球磨川が四死球のみで生還し5-11。1アウト満塁のまま試合が続くと、カミュ、鞘ヶ谷もタイムリー2連打で7-11とついに4点差に!一発同点の射程圏で4番・阪宮に回るが、阪宮の打球は二塁・小師がスーパーキャッチ!2アウトにすると、続く川浦は大藤が三振で封じリードを残す。
7回の東京は大藤を下げ、同じく新人の橘川をリリーフに投入するが、大阪も2アウト1塁で代打・右川がセンターに叩き込みツーランで9-11!一時の9点差が2点差までになり、ついに試合がわからなくなる。
だが8回表、2イニング目の長良から海老名がこの試合なんと7本目のソロ!これで12-9と東京がトドメ。
8回裏には東田が登板。先頭・カミュの当たりを相坂が好捕するなど東京は前節の嫌な予感を払拭。この回三者凡退に打ち取る。
そして9回、前回まさかの敗戦投手となった守護神・長峰が今日もマウンドに。前節の流れを読むように斎木監督は代打攻勢に出るが、キレの戻った燕返しが決まり越谷を三振!アリシアの打球もライト・相坂のグラブに収まり、三者凡退でゲームセット。2試合連続の乱打戦となったが、今度は主力に光が戻った東京が白星を飾った。
責任投手・本塁打
[勝] |
大 藤 |
(1勝) |
[S] |
長 峰 |
(1敗1S) |
[敗] |
三 浦 |
(1敗) |
[本] |
小 師 |
1号②(三 浦) |
|
セ ナ |
1号①(三 浦) |
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碓 氷 |
2号②(相川焔) |
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秋 田 |
1号①(相川焔) |
|
鞘ヶ谷 |
1号②(大 藤) |
|
右 川 |
1号②(橘 川) |
|
海老名 |
2号①(長 良) |
試合詳細
打撃成績
投手成績
最終更新:2015年04月08日 08:14