2015年9月16日東京-大阪14回戦

スコア

シンデレラ・リーグ 東京-大阪14回戦 明治神宮野球場(東京4勝9敗1分)
大阪 002 032 000-7
東京 100 040 000-5
(大)八十嶋、剣崎、H長良、アニス、馴馬、○相川焔、H沢渡、S川澄-柳ヶ瀬、ベティ
(東)神波、橘川、●柳生、咲良、東田、長峰-碓氷

戦評

 首位東京と2位大阪の天王山はいよいよ今日が最終日。マジック2の東京は引き続き勝利でシンデレラリーグ優勝が確定。大阪は勝利すればゲーム差で東京に肩を並べることとなる。明治神宮野球場には超満員の観客が駆けつけ、この一戦にかかる期待と重みを象徴した。

 大阪は先発にルーキーの八十嶋を送り込んだ。しかし東京は1回裏、先頭・相坂のヒットを起点に秋田がタイムリーヒット、東京に先取点が入る。雰囲気に飲まれ元来の弱点が色濃く出てしまった八十嶋は、ここから2者連続の死球でノーアウト満塁。ここで斎木監督は早期の交代を決断し、用意していた第2先発の剣崎をマウンドへ。するとライアン、小師、ホークを圧巻の三者連続三振!チームの窮地を救った。

 大ピンチを制した大阪はその後チャンスが転がり込む。3回表、東京先発・神波からヒットを重ねツーアウト満塁となると、阪宮の打席で神波がボークを取られ、意外な形で大阪は同点に追いつく。さらに阪宮はこの打席でタイムリーを放ち大阪が逆転に成功、1-2となる。4回表にも連打を浴びた東京はこちらも継投を決断。神波に代わった2番手・橘川がこの回を抑える。

 5回表、良い流れが続く大阪はその橘川からもチャンスを作り、鞘ヶ谷がスリーランで1-5、リードを広げる。一方で守備も剣崎、長良がここまで襷を繋いできたが、5回裏に4番手・アニスが捕まる。東京は連打から相坂の2点タイムリーツーベースで2点差に迫ると、大阪は大急ぎで馴馬にスイッチ。しかし東京への追い風は止まらず、秋田のツーランで同点に追いつく。

 未だノーアウトの大阪は、馴馬が再びランナーを溜めた所で6番手・相川焔が登板。初回に剣崎が三者連続三振を見せた5番からの打順となるが、ここもライアンを三振に斬ると、代打・乙川はショート正面へのゴロ。続く代打・上村にはヒットを打たれ満塁となるが、8番・碓氷の強い当たりは再びショート正面へ。大阪は境界線でトドメの一撃から身を守った。

 直後の6回表、再び得点が必要となった大阪は5回から登板の3番手・柳生から満塁のチャンス。2アウトで打席に立ったドラ1ルーキー・川浦が直球をセンター前に落とし、タイムリーで2人が生還!またも勝ち越しに成功する。結局この一打が決勝点となり、その後相川焔、沢渡、川澄が無失点で切り抜け5-7の大接戦を制した。白熱する優勝の行方は、残り2戦(東京-福岡、大阪-熊本)の結果に左右されることとなった。

責任投手・本塁打

[勝] 相川焔 (2勝1敗)
[S] 川 澄 (1勝9S)
[敗] 柳 生 (1勝1敗)
[本] 鞘ヶ谷 7号③(橘 川)
秋 田 5号②(馴 馬)

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2015年09月17日 07:49