2016年7月13日福岡-熊本4回戦

スコア

交流戦 福岡-熊本 4回戦 臼杵市民球場(福岡2勝2敗)
熊本 000 000 400-4
福岡 000 021 000-3
(熊)○若林、H糀本、H大友、H白縫、H赤井、S小村-溝渕
(福)野崎、●諸星、高島、持村-皇后崎

戦評

 大分で行われるシリーグ首位の福岡とマリーグ2位熊本の第4回戦。
 福岡の先発はリーグトップの勝数の野崎、対する熊本の先発はリーグ2位の勝数の若林。

 初回、熊本は先制のチャンス。一死から水沢がヒットで出塁するとすかさず盗塁を決め得点圏へと進む。しかし野崎は3番四五七を落ち着いて三振に仕留めると、続く4番武雷も凡打に打ち取り無失点で切り抜ける。反対に熊本の先発若林は三者凡退に抑える見事な立ち上がり。

 3回、福岡は得点のチャンスを迎える。先頭の竹之子がセンター姫ノ島のエラーで二塁へと進むと、続くエミーネはピッチャーの凡打に終わるもののランナー進める形となり一死三塁。犠牲フライでも1点のチャンスでバッターは先頭に戻って敷島。しかし若林は崩れることなく敷島を三振に抑え、続く金色も見事なピッチングで打ち取り無得点。
 変わって4回、熊本がチャンスを迎える。先頭の四五七、武雷が連打で出塁し無死一二塁。しかし姫ノ島が三振に倒れ、佐屋木の打球をライト大友義がファインプレー。さらには横川も三振に倒れ熊本も無得点。両チームノーアウトから得点圏にランナーを置くもホームが遠い。

 5回裏、再び福岡のチャンス。先頭の皇后崎がヒットで出塁すると、続く日野が四球を選んで無死一二塁。このチャンスに竹之子は凡打になるも、エンドランでランナー走っていたため送る形となり一死二三塁となる。そして9番エミーネ、スクイズを狙うも失敗でツーアウト。しかし続く敷島からタイムリーツーベースが飛び出しようやく福岡は先制点を手に入れた。
 さらには6回裏、先頭の大友義がツーベースで出塁すると、続く古宿がタイムリーを放ち追加点。後続は倒れるものの、これで3点のリードと福岡が優位に試合を進める。

 しかし7回、熊本の反撃が始まった。先頭の横川がヒットで出塁すると続くドラエモフは三振に倒れるもラストバッター溝渕がヒットで一死一二塁。先頭に戻って蒼守がタイムリーツーベースを放ち2点を返すと、続く福田が凡打に倒れた後、四五七が逆転のツーランホームランをスタンドへと叩きこんだ。武雷が凡打に倒れスリーアウトとなったが、この回熊本は一挙4点をあげ逆転に成功。
 その裏、福岡には現在自責0の糀本がマウンドにあがる。しかし先頭の風間を凡打に打ち取るも、敷島に四球を与えてしまう。その敷島がすかさず盗塁を決め一死二塁。ここで糀本は得点圏にランナーを残し降板、代わって大友道がマウンドにあがる。そして金色を三振にとると、バッターは大友義と姉妹対決。チームの勝敗にも関わる場面での姉妹対決は、妹の大友道が姉の大友義をファーストへの凡打へと打ち取り、妹に軍配が上がった。
 8回の熊本のマウンドには先頭の左の古宿に対し左の白縫があがる。古宿の当たりを半田がファインプレーで抑えると、白縫に代えて赤井を投入。アリシアの打球はショート内野安打となるが、続く皇后崎を併殺に抑え8回を終える。
 そして最終回、熊本のマウンドに小村があがる。代打神本を凡打に抑えると、続く竹之子も凡打に抑えツーアウト。守備で途中出場の海月がヒットを放ち出塁するも、敷島がファーストへの凡打となりゲームセット。

 福岡の先発野崎が無失点の好投を見せるも諸星が炎上し痛い逆転負けで連勝がストップ。
 対する熊本は7回の打線の奮起により先発若林が勝利投手となり、4勝でリーグ単独2位。次節の広島との連戦に向けて勢いをつけた。


責任投手・本塁打

[勝] 若 林 4勝2敗
[S] 小 村 1敗7S
[敗] 諸 星 1敗
[本] 四五七 2号

試合詳細

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打撃成績

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投手成績

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最終更新:2016年07月13日 15:27