統合存在
統合存在構成因子
シオン・ヴォリュプテ両名ともに「善性因子」「悪性因子」「混沌性因子」の三大因子と「統合因子」「鍵因子」という二種の計五種の因子に分割されて存在している。
それぞれの因子は基本的にその存在の「心臓」にあたるとされ、それら五種を回収(ただし、回収する者はこれら五種の因子を保有するうちの誰か一人でなくてはならない。よって、第三者が五つの心臓を集めてもなにも起こらない)することによって、統合存在は復活する。
復活
永久睡眠状態にある彼等が分割存在していたものが統合されることによって新たに転生するのではなく、厳密には因子の「概念」だけが抜け出して彼等を蘇生させる(故に、五つの因子を集めた者が統合存在になるわけではなく、召喚する形になる)
この時、蘇生させた者には一つの「権限」が与えられる。
この「権限」は、シオン・ティンクルライトの蘇生時にのみ限定され、ヴォリュプテ・クロイツェンの蘇生時には発生しないものとされている。
その権限のことを、トゥリアスは「夢想承諾(ドリーミィ・アロウ)」と呼んでいる。
守護者
ヴォリュプテ・クロイツェンの存在意義とされる。
ヴォリュプテを構成する五つの因子はいずれも、対応する因子の保有者の「守護者」として存在する。何の目的でそういうシステムになっているのかは不明だが、基本的にシオンの因子の保有者は女性であるため(例外あり)戦闘に不向きであるが故、因子争奪競争の停滞予防のためと考えられる。
また、ヴォリュプテ蘇生による権限の未発生現象は、守護者自らの手による競争の異常激化予防のことなのかもしれない。
尚、守護者は基本的に男性である(例外あり)
因子例外
五種の因子の中でも「統合因子」だけは例外存在であり、この因子の保有者は一人しかいない。これは、シオンとヴォリュプテのどちらか一体しか蘇生できないという意味ではなく、統合因子だけはどちらかが保有しているだけでも効力を発揮するということである。
なぜ統合因子だけが例外存在を受けているのかは不明である。
失敗因子
セルフィアがそうであるとされているモノ。
なぜそういう名が与えられているのかは不明であり、また実際にそういう概念が存在するのかは定かではない。
半無限蘇生能力は、この因子固有の特殊能力なのであろうか。
スキゾサスフィジニア・シンドローム
判明情報
最終更新:2007年06月21日 15:19