ネズミ

「おばさんはネズミさん死んでも 
何処にも行けない言うけど
違うんよー。 
ネズミさん死んだら夢の国に行けるん。
パパとママのところ行けるんよー」

ほつれにほつれたぞうきん色の髪の少女。病院患者。
本名はウェンディ。
クローバの刺繍の入った帽子を大事そうに被っている。
視界が暗くなると何処でもどんな状況でも寝てしまうおちびさん。
寝ている間に紡ぐ言葉はすべて寝言。時折辺りの言葉と噛み合ったり噛み合わなかったり。
帽子がないと悪夢を見るらしい。
『魔法の帽子』をくれた帽子屋を慕っている。
のんびり屋でマイペース。ぽや~んとしている。
『なのよー』が口癖。帽子屋の友人。
幼い頃両親を亡くし、子供のない叔父夫婦に預けられる。
夢は現実からの逃避かつ叔父夫婦からの虐待の記憶。
自分のことをネズミと呼ぶのは叔母からそう呼ばれていたせい。
まだまともだった帽子屋に叔父夫婦の元から助け出され
病院のベッドで目が覚める。

後に帽子屋も(精神科に)入院するが、ある日を境に暴走し逃走。
目を覚ましたネズミもどさくさに紛れ病院を出る。
逃げ出した帽子屋にお礼を言って、夢の国へ行くために。


好きな物
帽子屋。甘いお菓子。

嫌いな物
暗い所。赤いクレヨンの悪夢。






最近新しいパパとママと初恋の人(?)が出来ましたw

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最終更新:2007年07月05日 23:05