夕凪市

ありとあらゆる時空、次元、世界の特異点となっている、現代風の街。
北と西は山に、南は海に、東は森に囲まれた地形となっている。
世界の中でも最大級の霊脈を持つ。
それらの特性上、この街から好きな世界に行く事も可能となっている。ある意味、時の最果て的な領域。
碁盤目状に9つの区画に分けられており、それぞれに特色が異なる。
世界調停機構『Lasting Blue』の本拠はこの街に存在する。
尚、三大財閥『夕凪』『有坂』『柚月』の三つの家系が存在。
それと並行するように、三大退魔師『御名守』『六道』『綾瀬』の家系も存在する。

区画ごとにS・A・B・C・D・Eと、危険度のランク付けがされている。
その為、下手に危険度の高い領域に踏み込んだ場合、一切の生命の保証は無い。

住民の戦闘力は総じて高く、概念適応体四界の音階クラスの存在と拮抗し得るレベルの存在が輩出される事も稀にある。所謂『化物』呼ばわりされるような者しか住んでいない場所。エレメンタルの世界では、この土地の住民が何の手続きも無しにエレメンタルの世界に飛んだ場合、ほぼ確定でスレイヤー認定を受けてしまう危険性を孕む。
また、神々や魔族、獣人、精霊や機械等、様々な種族が、その種族としての面を隠さず暮らしているのも特徴。
ありとあらゆる世界の中でも最大の霊地である夕凪市を手に入れる為、幾つかの魔術及び宗教組織が襲撃を仕掛けた事もあったが、住民の戦力的アベレージと結束力の高さ、おまけに『Lasting Blue』のバックアップもあった為に、悉く失敗に終わっている。

エリア別ガイド


【中央エリア】
 商店街エリア。
 中央にそびえ立つ『Lasting Blue』本拠のビルを囲むように、商店街が立ち並ぶ。
 御土産物、御飯の食材、その他雑貨は此処で揃えられる。
 裏路地の方には、所謂チンピラと呼ばれる類の方々がいるので要注意。

 危険度D(裏路地限定でB)


【北エリア】
 高級住宅街。明らかにブルジョワな方々が住んでいるような場所。
 平穏といえば平穏だが、時々霊脈と魔力の相互干渉が原因で、突然モンスターの類が呼び出される事があるので注意。
 街の管理者が住む黒翼館が存在。

 危険度:C


【南エリア】
 一般住宅街。私立明神学園、図書館等の施設が存在。
 エレメンタルの世界において最高クラスのモンスターが、このエリアではさらりと出現する場合があるので要注意。
 あらゆる世界に行く為の手段の一つである、『時空船』の港が存在。

 危険度:D(限定状況下でA)


【西エリア】
 神社・仏閣の類が立ち並ぶエリア。西エリアの西端の山に、『御名守神社』という、鬼を祀る神社が存在する。
 霊的ポテンシャル、存在強度共に強大な妖怪が出現し易い地域。

 危険度:A


【東エリア】
 商業、工業地区。工場やビルなどが立ち並ぶエリア。
 負の念が溜まり易い為か、そこそこ強いモンスターが出現する事もある。

 危険度:C


【北西エリア】
 山岳部分が大半を占める。古代の幻獣や神獣、その他高レベルのモンスターが出現し易い地域。

 危険度:A~S


【北東エリア】
 アトラクションエリア。一つの区画を完全に近未来的なテーマパークにしてしまったエリア。
 モンスターそのものは出現しないが、何かと事件が起こり易い。

 危険度:B


【南西エリア】
 丘陵エリア。草原、丘などの、自然のままの地形となっている場所。
 丘を越えた先に、巨大な大地の裂け目が存在。その先には『天狗の聖域』と呼ばれる、自然の宝庫が存在する。

 危険度:E~D


【南東エリア】
 森林地帯。通称、迷いの森と呼ばれるエリア。
 森の中には【魔術書の図書館】といった建造物や、様々な封印、アーティファクト等が存在。
 森の最奥には、忘失の王国都市『グランスティア』が存在するとされているが……。

 危険度:E(限定状況下でS)

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最終更新:2007年10月16日 11:08