鞘者(スケイサー)

特殊その他
ランク:A

魔剣使いに付き従う従者。
その心臓に魔剣を納めることのできる生きた鞘。

また心臓に納めた魔剣の能力を行使し、その刃を自らの体から生えさせて自在に操ることが出来るため、単騎でもかなりの戦闘力を持つ。
発生させられる刃は収めている剣の数だけ(よって通常は1本のみ)で、行使できる能力も範囲が狭く威力も低い。魔剣の本来の性能の10%も引き出すことは出来ず、よくて5~7%程度。
魔導器によって多少高めることはできるが、それでも魔剣使いは超えられない。

彼女たちの胸には心臓に位置する部分に内在する魔剣を現す紋章、それを囲み封印する効果を持つタリスマンが刻み込まれている。
紋章は魔剣使いとの契約により初めて魔剣を納めたときから表れる。
契約時にはタリスマンは存在しないので、可能な限り早急にそれを刻み込まなければスケイサーが邪気に耐えられずに発狂し死亡してしまうため、契約はタリスマンを扱うことのできる護符師を伴って行われることが大半である。

女性のスケイサーがほとんどで、男のスケイサーは数が少なく、珍しい。
よって、ほとんどの場合魔剣使いとは異性同士のペアである。

スケイサーが己の体に魔剣を納め、魔剣使いの鞘となるための契約には、まず何よりも両者の間に固い信頼関係がなければならない。そして初めて己が体を鞘とする際、苦痛を伴う。が、慣れてくると快楽が生じる、らしい。
そのせいか、魔剣使いとスケイサーは恋人同士が多い。

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最終更新:2007年11月04日 03:40