融刻(ユウコク)
実体を持たぬ黒い靄の如き生命体。
ディアーネ・レインズフェルトが生み出す事が出来る霊的生命。時間からエネルギーを取り出し、使用後に還元するエネルギー無限生成機関。
本来は死体に憑依し、その死体に過剰なエネルギーを供給する事で肉体のみを操り、暴走させるだけの機構であるのだが、ディアーネはある目的からそれを更に改造し続けている。
融刻・第一段階
死体にしか取り憑けず、憑依された側は霊体が憑依して操るタイプのゾンビとそう変わらない。
しかし、保有エネルギーがゾンビのそれとは格段に違い、身体能力で言えば生前から比べて遥かに勝る。
融刻・第二段階
生きた生命体にも憑依可能。尚、憑依された対象は自我を喰われ、完全に自我を失う。
生きた生命体に融合した場合、死体に取り憑くよりも遥かに身体能力は高まる……が、制御を失って見境無く破壊し殺戮するだけの暴走の危険性もある。
融刻・第三段階
ほぼ完全に制御出来ている段階。付加能力として敵対象を死の呪いで括る『冥鎖識』が付加される。
第二段階に比べて制御が効いている為、暴走の危険性は薄い。
この段階の時点で無限進化の可能性が秘められている、らしい。
融刻・第四段階
短距離の空間移動及び時間停滞を実現する『時空流走』の能力が付加される。
しかしエネルギー生成部が過剰稼動し過ぎる為、憑依対象の耐久力が足りないと容易く瓦解、崩壊する危険性あり。
憑依対象の耐久値及び精神強度次第では、憑依対象に逆に制御下に置かれる可能性も。
融刻・最終段階
……詳細不明。ディアーネはこの段階を目指しているらしいが……?
最終更新:2009年11月11日 15:50