魔弦(まげん/ディスコード)
フォトン(光子)に反発し、またフォトンによって中和される性質を持つエネルギーであり物質。
視覚的には黒い靄ではあるが、その靄を取り巻くように常に『弦』を思わせるエネルギーの流れが取り巻いている様から、『魔弦』と呼ばれる。
世界という概念そのものが生み出される際、不要物として時空の彼方に放逐されたエネルギー体であり、触れたモノを尽く侵食し、汚染……魔弦化する性質を持つ。
その毒性は極めて強く、魔弦に対して余程の適正を持たなければ、汚染された生物はその時点でほぼ即死する。耐性を持っていても、汚染された時点で早めに浄化処理を行わなければ同じく死に至る。
ごく稀に魔弦に対して適性を持つ者も。
しかしその場合、完全に侵食された時点で『
幽弦種』と呼ばれる生命体へと変貌を遂げる事となる。
変貌を遂げて尚、自我を維持出来る者はごく稀であり、大抵は元々の自我が崩壊又は変質を遂げる。
また、幽弦種化してなお、元々の姿を維持出来るパターンは更に少ない。
幽弦種の身体の大半を構築する物質でもあり、彼等が魔弦を扱う場合においてのみ、様々な毒性に変化する。
それらは『石化』『腐食』『洗脳』『融解』等数百種に及び、それらの効果は実際に受けてみるまでは判別出来ない。
尚、それらの魔弦効果はいずれもフォトンによって浄化可能であり、適切な処置さえ行えれば致命傷になりうるケースは少ない。
――以下詳細不明。
最終更新:2010年04月01日 14:35