悪魔

魔界、地獄に棲むとされる種族。
人を悪の道へ、堕落の道へ引きずり込もうと誘惑する。
他の知性体、特に人間の願いを叶え、その代償に魂の支払わせるという契約を結ぶ。
しかし狡賢く、大抵の場合願いは悪意を持って願いの『穴』を突く形で叶えるため、まともに叶えられることは少ない。
まともに叶えられたとしても代償が非常に重いか、魂の支払期限がごく短いかのいずれかであることが多い。
というのも、彼らが自らの魔力の上限値を上げる簡単な手段が『人間の魂を取り込むこと』のため、己の力を高めようと人間の魂を求めているのである。

天界に棲む天使と敵対している。

近代の悪魔

悪魔として強い力と人間以上の悪意を併せ持っていることがあるため、非常に危険な新世代の悪魔。
通常、悪魔といえばこのグループを指す事が多い。
上記のような、『イメージ通りの悪魔』がこれに当たる。
創世記戦争以後に生まれた比較的若い悪魔たちで、伝えられている通りに欲望に忠実で狡賢い個体が多く、立場が悪くなれば約束、契約を反故にすることさえある。
旧世代の悪魔に比べて生まれた日にちが浅いので比較的力は弱いが、それを補って余りある『能力』を持っていることが多く、個体によっては旧世代の悪魔を圧倒する。

なお、創世記戦争を経験していないので、敗北した旧世代の悪魔たちを馬鹿にしたりもしている。

創世記以前の悪魔

神話や伝説に名を残す存在。
語られているとおりの強大な力を持っており、召喚するには熟練の魔術師が何人も必要な場合がある。
神によって悪魔に堕とされた存在のため、元々は地方で崇められていた神であったりした場合が多い。
そのため、元神やそれに準ずる存在であった誇りがあるため、決して約束、契約を反故にすることはない。
が、人間の魂によって得られる魔力の上昇に人間の魂を取り込むこと以外の方法を持っている場合が多いため、そもそも契約、約束を取り付けることが非常に稀で難しい。
しかしもし契約することができれば、その強大な力の恩恵を受けることができる。

誇りも何も無い新世代たちに苦々しく頭を痛めている。

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最終更新:2011年06月17日 05:48